アルミジョイナー
車中泊で夏場になると欲しくなるアイテムと言えば…
網戸ですね〜
アクティ軽キャンパーにも網戸を装着してみたくなり、ネットで車用網戸の情報収集スタート。
1000円〜で車用の ウインドーネット が販売して有ったので見てみると、網を吸盤でボディに張り付けるタイプやドアに網を挟み込むタイプ、使用する度セットするのは面倒臭そうだし、ビジュアル的にもイマイチ好きじゃない…
ハイエースは専用品が販売してあったけど結構な金額ですね、さすがにハイエースは専門誌が販売されるほどキャンピングカーのベース車として人気ですから色々なパーツが販売してあって改造するには困らない感じです。
結局自作するしかなさそう、と言う事でホームセンターへ行って考えて見ることに。
家庭用の組立網戸が有りましたが7000円位します、アクティのスライドドア部分左右に取付けようと考えているので〔7000円×2=14000円〕そのまま取付け出来る訳もなく大幅な加工が必要なので現実的ではありません。
お店の中をテクテク歩きながら使えそうな物を探していると、モールなどの材料コーナーでアルミジョイナーという材料を発見しました。
本来はベニヤ看板の枠に使用するパーツみたいですが、ベニヤを差込む部分に網戸ゴムを入れようという作戦で行ってみることに。
今回はこのアルミジョイナーとアルミフラットバー・ステンボルト等を購入して自作網戸にチャレンジしてみます、はたして上手く行くのか分かりませんが材料代を無駄にする訳にはいきませんので頑張ってみましょう。
後部座席スライドドアのガラス枠部分内側に取付けてドア開閉のジャマにならず走行中も取外す必要が無く、尚且つ容易に脱着出来るよう作りたいと思います。
ガラス枠部分の寸法を測りアルミジョイナーをカットしていきます。
アルミジョイナー
コーナー部分を接続する必要が有りますのでフラットバーをカットして接続パーツを製作。
カット・穴あけ・タップでネジ穴製作、数が多いので大変です!
最近は、タップダイスのセット工具も安く購入できますので1セットあると何かと便利ですね。
コーナー接続部はこのような感じです。
枠組み完成
四角の枠部分はジョイナー、コーナーとセンター部分はフラットバー、穴あけ40箇所・ネジ穴製作20箇所めっちゃ大変です。
反対側の分も作らなきゃ…
網戸の交換用網・ゴムを購入して網戸張り。
ジョイナーの溝は3.5mmですが、溝に網戸枠のような抜け防止が有りませんので、抜け難いように4.5mmのゴムを使用しました。
家庭用網戸枠のような強度が有りませんから、網戸を張る時のテンションの掛け方が難しいです。
網戸固定用のマジックテープを四隅に貼り付けます。
ドア側にも位置を合わせて貼り付けます。
完成した網戸
ドアの形状に合わせてアール状に曲げています。
そのせいで余計に網戸張りが難しくなっています。
ドアと網戸枠の間には隙間テープを貼り付けます。
車輌に取り付けるとこの様な感じになります、軽キャンピングカーらしくて良いですね〜
夏場の車中泊が少しは快適になりそうです。
ガラスを上下する際の妨げにもならず、取付けたままスライドドアを開いても十分なクリアランスが確保できました。
販売されている車用の網戸はガラスを開けて網戸を挟み込むというタイプの物が多いのでガラスの内側に網戸を設置できるのは珍しいのでは?
今回は取外しを容易にするためマジックテープで固定しましたが、四隅をボルト固定にすると更にしっかり固定できます。
自作で材料費も安く抑えられたと思いますが製作するのが大変なのが難点かな?
自分で作れば材料代で済みますので手間を惜しまない人は頑張ってみましょう。