東芝の法人向けノートPC dynabook satellite J60
デュアルコアCPUのCoreDuoプロセッサを搭載し、法人向けなのでフロッピーや シリアル・パラレルポートも装備。
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東芝のサテライトJシリーズは長く続いているモデルです、J10、J11、J12、J30、J31、J32、J40、J50、J60、J61、J62、J63、J70、J71、J72、J80、J81、J82など類似形状のモデルが沢山有ります。
見た目からして、いかにも頑丈そう(厚みがあって無骨)な感じのノートパソコンです。
販売当時の価格は20〜30万円位と高級品ですが、5年も経過するとヤフオク相場は「dynabook J60」が1〜2万円位と格安です、J60以降になると、CoreDuo (デュアルコア)タイプCPUが搭載されているモデルもあります。
故障が少ないノートPCでもあります、このモデルのウィークポイントはCPUファンの異音ぐらいかな?ということで分解してCPUクーラー&ファンの清掃をしましょう。
東芝の法人向けノートPC dynabook satellite J60
デュアルコアCPUのCoreDuoプロセッサを搭載し、法人向けなのでフロッピーや シリアル・パラレルポートも装備。
まずはバッテリーの取り外し、
ロックを解除してからスライドレバーを動かしながら引き出すと簡単に取り外せます。
このモデルは、CPUに辿り着くには本体ケースを分割する必要があります。
ネジの数が結構多いです…
メモリー増設は、ネジ1本で真ん中の蓋を外すと簡単に交換できます。
ケースを分割する時は、隣の蓋を外して矢印部分の2個のカプラを取り外して配線を外せるようにしておきます。
HDD部分のカバー取り外し、
ネジを外して下方向へスライドさせます。
爪部分がありますので少し注意してください。
カバーが外れたらハードディスクは簡単に引張りだせます。
電源ボタンのスイッチパネルを取り外し、
自作の先曲がりドライバーで外していきます。
爪がある部分を探りながら慎重に…
スイッチパネルが外れたら、キーボードを固定している3本のネジを緩めていきます。
キーボードのプリントケーブルを取り外すには、金属のカバーを 取り外す必要があります。
ついでにケースとドライブを固定しているネジも外します。
プリントケーブルを取り外して、キーボードを取り外します。
いよいよ本体ケースを分割して行きますが、矢印部分の配線を忘れないように外しておきます。
始めて分割する人はバッテリー付近のツメが固くて苦戦するかもしれません。
バッテリー付近はネジが少なかったぶんツメ勘合が多いです。
一度分解して見るとツメの方向が分かるから、そんなに難しくは無いのですが…
結構しっかりツメが効いているので壊さないように慎重に分割しましょう。
分割するとCD/DVDドライブが見えてきます。
ドライブのネジは3本。
左の2本はケースと共締めなのでケース分割時に外れています、残りの1本があるためにドライブ交換するにもケースを分割する必要があり整備性が悪いと感じますね。
CPUファンの取り外しは、ネジ2本と配線カプラ
CPUクーラーはネジ4本で外れます。
CPUファンを取り外して見ると、
CPUクーラーのフィン部分は埃がイッパイ!
CPUクーラーも取り外して清掃、
CPUグリースは新品のシルバーグリースに塗り変えました。
CPUクーラーのフィンはエアブローして綺麗にします。
あとは逆手順で組み立てて完成です。
メモリーやHDDの交換は簡単な作りですが、その他のパーツに関してはケース分割の必要があるから整備性は悪い印象ですね。