アクティ・バモス・ホビオ系のエンジンオイルレベルゲージは左後のタイヤの奥に有ります(画像の矢印部分がレベルゲージ)ネジ込み式なので反時計方向に回すと外れます。
※マニュアル・3速ATタイプと4速ATタイプではエンジン搭載向きが違いますので、4速ATタイプの場合はレベルゲージ・オイル注入口の位置が若干異なります。
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旅先で車が故障して動けなくなると大変です!昔の車と比べると最近の車は故障する事が少なくなったので運行前点検を行う人は少ないと思いますが、普段から簡単な点検を行なうだけでもトラブルを未然に防ぐ事が出来たりしますよ。
DIYでメンテナンスを行なっている人にとっては既に知っていることが多く参考にならないかも知れませんが、周りに教えてくれる人が居ない・人に聞くのは恥ずかしいと言う人も多いので、アクティ・バモス・ホビオ系を例に簡単な点検メンテナンスを紹介していきます。
リクエストが有ればタイミングベルトやクラッチの交換方法なども紹介すると面白そうですけど、そこまでチャレンジして見ようという人はそんなに居ませんよね?
まずは「オイルと冷却水」基本中の基本ですが、交換をサボった為に故障に発展するケースは意外と多いです、一度スラッジやサビが固着すると完全に取り除く事は困難なので普段からのマメな点検・交換が大切です。
アクティ・バモス・ホビオ系のエンジンオイルレベルゲージは左後のタイヤの奥に有ります(画像の矢印部分がレベルゲージ)ネジ込み式なので反時計方向に回すと外れます。
※マニュアル・3速ATタイプと4速ATタイプではエンジン搭載向きが違いますので、4速ATタイプの場合はレベルゲージ・オイル注入口の位置が若干異なります。
レベルゲージを外してから一度ティッシュなどでオイルを拭取ってから再度差込みオイル量を確認します、先端の矢印の範囲内に入っていれば量はOKです。
汚れ具合を判断できるようになるには経験(観察力)が必要
オイル交換した時、1000km走行時、2000km走行時と定期的にレベルゲージでオイルの量を確認すると同時にティッシュにオイルを一滴たらして色・にじみ具合を確認、ニオイを嗅いで指で粘度を確認するという習慣を身に付けると少しは違いが分かるようになると思います。
エンジン音もオイル交換前と後では違いますから、音も劣化具合の参考になります。
バモス系のエンジンは状態が良い場合は4000〜5000km位走行しても余りオイル消費しないのでオイル交換前に補給する事はほとんどないと思いますが、オイルを補給(交換)する場合は画像の小さなノブを矢印方向へ引くとオイルの給油口が開きます。
エンジンオイルの交換に関しては安いオイルを短いサイクルで交換する方が良いのか、高性能オイルを長期間使用する方が良いのかなど議論になりますが、どちらが良いかは実際に両方試してみて自分が良いと思う方で構わないと思います。
自分の意見を人に押し付けるつもりはありませんし、自分も人の意見を参考にすることはあっても鵜呑みにすることはありません、何ごとも試して見ないと納得できませんからね。
色々な車を持っていると500円/Lのオイルを入れる車もあれば7000円/Lのオイルを入れる車も有ります、 車輌価値・チューニングなどそれぞれ異なりますから一概にどれが良いとは言えないですね。
フトコロに余裕があれば全てに高級オイルを入れたいけど、そんな余裕は有りません(笑)
オイル交換は自分で行なうべきかガソリンスタンドや車屋に任せるべきかと悩む人も多いでしょうね、 自分でオイル交換した方が費用は安く済むのかといえば一概にそうとは言えません、オイルを4L缶で購入するとちょうど一度で使い切れる量ではなかったり、廃油の処理も考えないといけません。
廃油パックに回収して可燃ゴミで出せる地域の人は廃油パックを購入して処分できますが、地域によっては可燃ゴミに出せませんので行きつけのスタンドなどに引き取ってもらえないか聞いてみたりと結構大変です。
スタンドや車屋さんのオイル交換の料金はサービス価格の場合が多いので、軽自動車だと2.5L交換1500円位からありますから頼んだ方が安かったりします。
お店としては余り利益は出ないだろうけど格安オイルを200Lドラム缶で購入して原価を抑えて、その他の作業に繋がればという狙いが有るだろうから低価格に出来るのでしょう。
気が利いた人だったらオイル交換でリフトアップした時に下廻り、オイルを補給する時に エンジンルームを目視点検して悪い所があったら修理を勧めると思います。
これくらいの点検は行なうのでは?と思います、いろいろ交換を勧められると断れない人は困るかも知れませんが無料で点検して貰えたと考えるとお得です。
点検は自分で出来る人、使いたい銘柄のオイルがスタンド等に置いてないという人は自分でオイル交換した方が 良いでしょう、家に車が数台有る場合は共通使用できるオイル粘度だと20L缶でオイルを購入するとお得です。
下抜きでオイル交換する場合はオイルパンのドレンプラグを外してオイルを抜きます、ドレンプラグにはパッキンが付いているので組付け時には新品パッキンを取付けます。
上抜きでオイル交換する場合は、 オイルチェンジャー を利用します。
せっかく自分でオイル交換するのならオイルフィルターも同時に交換したいですね。
エンジンの前側に取付けて有ります、固く締まっている場合は オイルフィルターレンチ を使用して交換します。
冷却水の点検はリザーブタンクとラジエターキャップを開けて確認しますが、エンジンが熱い時にキャップを開けるとラジエター液が噴出して火傷する恐れが有りますので 気を付けましょう。
冷却水がサビ色、ラジエターホースを揉むとパリパリと内部にサビが付着していると言う場合は、いつ水廻りのトラブルが出てもおかしくない状態です。
そうならないためにも通常のLLCなら2年毎、長寿命LLCで4年毎位で定期交換した方が良いです、アクティ・バモス系の場合はラジエターエアー抜きの重要性 でも説明の通りエア抜きが大変なので自分で交換するよりも車検の時に一緒に頼んだ方が良いかも知れませんね。
ブレーキオイルの確認はダッシュボードの運転席側、
画像の矢印部分を手前に引くと蓋が開きます。
画像で分かり難いですがタンクに基準線が有りますので範囲内に入っていればOKです、極端にオイル量が減った場合はメーター内のランプが点灯します。
ブレーキオイルと冷却水の劣化度を調べるテスターも販売して有りますが、通常車検時にオイルや水は交換するだろうから普通は液量の確認を怠らなければ良いと思います。
格安車検で何も交換していないような場合は劣化度を確認した方が良いでしょうね。
ミッション関係のオイルに関しては、5MTの場合はレベルゲージは有りませんからミッション本体のオイル注入口プラグを外して確認します。
オイル交換する場合は下のドレンプラグを外してオイルを抜き、上側の注入口プラグからミッションオイル(MTF-V)を入れます。
ATの場合は荷室のメンテナンスホールを外すとレベルゲージが有ります。
通常、車検時に油脂類の交換をしてあれば自分で交換することは無いかもしれませんが、適正量入っているか、極端に汚れていないか、確認するだけでもトラブルを未然に防ぐ事に 繋がりますのでマメに確認して見ましょう。