矢印部分のゴムブーツにヒビが入っていないか確認。
4WDの場合はフロントドライブシャフトの外側ブーツはステアリングを切る影響で結構早くヒビが入りますが、リヤドライブシャフトは長持ちします。
ドライブシャフトブーツは破れるとグリスを撒き散らしますし、ベアリング内部に砂・石などのゴミが入ると異音が発生しますので注意が必要です。
経年によりブーツのデコボコしている谷部分に小さなヒビが入ってきて、徐々にヒビが深くなり一周ヒビが繋がってきたら切れる寸前です。
HOME > 整備日誌 > アクティ・バモス・ホビオのメンテナンス「ゴムブーツ」
ゴムブーツの状態は目視で確認できるのでタイヤを外したり車体をジャッキアップしたときに確認するクセをつけましょう。
車輌が新しい内は痛んでいる事は少ないですが、製造から10年以上経過しているバモス・アクティの場合はマメに点検した方が良いです。
矢印部分のゴムブーツにヒビが入っていないか確認。
4WDの場合はフロントドライブシャフトの外側ブーツはステアリングを切る影響で結構早くヒビが入りますが、リヤドライブシャフトは長持ちします。
ドライブシャフトブーツは破れるとグリスを撒き散らしますし、ベアリング内部に砂・石などのゴミが入ると異音が発生しますので注意が必要です。
経年によりブーツのデコボコしている谷部分に小さなヒビが入ってきて、徐々にヒビが深くなり一周ヒビが繋がってきたら切れる寸前です。
左右にステアリングを一杯切ってブーツが伸びた状態で確認するとヒビの具合が良く分かります。
昔の車のラックブーツとは材質が少し違うようで、結構長持ちしそうな印象です。
ステアリングラックへ繋がる方がタイロッドエンドブーツ、ロアーアーム側がロアーボールジョイントブーツ。
ロアーボールジョイントブーツは結構長持ちしますが、タイロッドエンドブーツは割と早めの間隔で交換になることが多いです。
走行距離10万キロ未満ではボールジョイントにガタは出ていないと思いますが、点検の際はブーツの破れとボールジョイントのガタはセットで確認をしましょう。
タイロッドエンドはジャッキアップ前にタイヤに荷重が掛かった状態で助手にステアリングを操作してもらい タイロッド部分を手で触って確認すると良いです。
ガタかあるとカクカクと振動が伝わりますから、タイロッド・ラックエンド・ステアリングジョイントなど各接続部のガタが確認できます。
ロアーアームのボールジョイントはアームとナックルの間にレバーを差込んで動かしてみるとガタが確認できます。
タイロッドエンドを取外すときには タイロッドエンドプーラー という工具を使用します。
工具が無い場合はハンマーで叩いて外す事も出来ますが、叩いた部分に打痕が付きますのでオススメしません。
ちなみにタイロッドエンドのボルトを叩いて外そうとする人が居ますが、ボルトを叩くと簡単に変形しますから取り付け出来なくなり困りますので御注意を!
画像の黄色矢印部分をダブルハンマー(片方ハンマーを当てた状態で反対からハンマーで叩く)で叩くと結構簡単に外れます。