アクティ・バモスの電動パワーステアリング不具合自動車修理整備メンテナンス

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アクティ電動パワステ不具合

HH5アクティバンの電動パワーステアリングの不具合について

アクティに乗ってみて気になったのが、セルフステアの効きの悪さ！

通常カーブ等でステアリングを切ったあと直進状態に戻る時はステアリングから手を離すと自然とステアリングが直進状態に戻ろうとセルフステアが効きますが、私のアクティはセルフステアがほとんど効かず常に手で直進状態に戻さなければならない状態でした、これでは少し気を抜くと旋回後に車体がふらつく感じになってしまいます。

変だな～と思いネットで調べたところ、新車から3年以内にクレーム修理でステアリングラックを交換した事例が結構ある事が分かりました。

早速ホンダお客様センターに問い合わせたところ、私の車は3年経過しているので補償修理は出来ないらしい… 電動PSには自己診断機能があるので診断方法の資料をもらい自分で調べてみる事にしました。

自己診断を行うには専用テスターが必要と記載されていたが、テスターなど持っていないので回路図を見てテスター接続カプラの端子を短絡させてチェックしてみたところ、不具合記憶は無し、まぁチェックランプが点灯している訳じゃないから予想通りの結果ですね。

運良く、年式が新しいアクティの中古ステアリングラックを格安で入手できたので交換したところ症状は改善しました（完治とは行きませんが、8割方OKと言う感じで、それ程気を使って走行する必要はなくなりました）

その後、色々調べたり知り合いの車を調査したところホンダの軽自動車全般的に同様の症状が見られるケースが多いという事が分かりました。

アクティ・バモス・ホビオ・ライフ・ザッツなど同じ下請け会社がステアリングラックを製造しているので予想通りですが…

チェックランプが点灯する訳でもなく、新車から乗っていると徐々にセルフステアの効きが悪くなってくるので自然と手で直進状態に戻す癖が付いていて気付いていないというケースもあるようです。

特に他の車を運転する機会が無い人に多いようですね、症状が出ている車を他の人に運転させると高い確率でステアリングが戻らない！とビックリします。

ホンダお客様センターに連絡して同様のトラブルが多発しているようだがリコールになっていないの？と問い合わせて見ましたが、そのような報告は受けておらず現在リコールの予定は無いとのこと。

ネットで『アクティパワステ不具合』『バモスパワステ不具合』『ライフパワステ不具合』など検索すると多数ヒットするのにメーカーに不具合報告が無いとは思えないのだが…

まぁクレームが多くても正直に言うはずないか…

通常ラックブーツ交換や油圧パワステでオイルシール交換はあると思うけど、ステアリングラックは新車からスクラップになるまで交換しない車がほとんどでしょう、ホンダにステアリングラックの部品出荷数を公表して欲しいものです（苦笑）

ステアリング不具合が原因で死亡事故などが発生するとマスコミに騒がれてリコールになったりするのかも知れないけど、メーカーの対応遅れで被害者が発生するようではダメだと思うのだが…

同様のステアリングトラブルに困っている人は、ホンダお客様センターフリーダイヤル 0120－11－2010に不具合報告をして見ては？

不具合報告数が多くなったらメーカーにはそれなりの対応をして欲しいものですね。

※自分でステアリングラックを交換する人はいないと思いますが、ラックを外した状態でステアリングを廻すとSRSエアバックのケーブルリールを損傷させたりしますので御注意下さい