ホンダ バモス ホビオ アクティ系のOBD2コネクタの位置は助手席側足もと。
イグニッションキーはOFFで構いませんので、そのままELM327 bluetoothを差し込みます。
ホンダのバモス・アクティ系に限らず、最近はメーターに水温計が無くランプ表示の車が多いです。
水温計を装着したいと考えていたのですが、面白そうな物がありましたので試してみました。
ELM327という、車のOBD2コネクタに接続しBluetoothで車両データを飛ばすOBD2診断機です。
Bluetoothが使用できるパソコンやスマートフォンでアプリを利用し表示させます。
ELM327には、USBタイプ・Wifiタイプ、スイッチ付や超小型タイプなども有ります、以前はWifiタイプは高価格でしたが、久しぶりに確認してみたら安くなってますね(2017年11月時点)
相変わらず、ウィルスがたくさん入っていたり、使えないというレビューも多く見掛けます、購入する際はレビューを確認して使える可能性が高そうな商品を選択しましょう。
ELM327のバージョンによる違いもあり、バモス・アクティならVer1.5までのタイプが使える可能性が高いと思います。
ホンダ バモス ホビオ アクティ系のOBD2コネクタの位置は助手席側足もと。
イグニッションキーはOFFで構いませんので、そのままELM327 bluetoothを差し込みます。
スマートフォンの無線とネットワーク設定からbluetoothをONにします。
通常、自動的にbluetoothデバイスの検索が始まります。
始まらない場合はデバイスの検索をタップ。
検索からペアリングのあいだは、ELM327とスマートフォンの距離を近く保った方が良い感じです。
”OBD2ECU”というデバイスが表示したらタップ
ペア設定させるためのパスキー入力を求められます。
通常「0000」もしくは「1234」まれに「6789」もあるようです。
このペアリングを完了できるかが一つ目のハードルで、すんなりペアリングできる物もあれば、何回もパスキー入力を繰り返してやっとペアリングできることもあります。
上手く行かない場合は、ELM327を車両から取り外して再度取り付けたり、スマホを再起動するなど色々試しているうちにペアリングできることもあります。
ELM327とペアリング完了
ELM327で車両データを発信できる状態になったら、そのデータを受信して表示させるアプリが必要となります。
最近はいろんなアプリがありますが、今回は「Torque」の無料版である 「Torque Lite」を利用します。
「Torque Lite」をインストールし起動してみると、
No Bluetooth device selected! とデバイスが選択されていないと表示されています。
アプリ側での設定が必要みたいですから、左下の歯車マークの設定をタップ
設定をタップ
OBD2アダプタ設定をタップ
Bluetoothデバイスの選択をタップし
先ほどペアリングさせたデバイスを選択するとOKです。
”ECUと接続できました”と表示されました。
画像はデフォルト表示です、エンジンを始動している状態なのでバキュームの針が動いてますね。
ペアリングできているのにECUと接続できない、一切データが表示しない、という場合は
プロトコルの設定をしたら通信できたという書き込みも見掛けましたので調べて試してみて下さい。
Torque Liteには多数の表示項目がありますが、車両により表示できる項目は様々です。
Torqueの歯車マーク設定から、”画面を追加”をタップして表示したいメーター(項目)を追加していきます。
各項目は、アナログメーター表示・グラフ表示・数値表示と切り替えが可能で、表示アイコンを長押しで表示位置を動かすこともできます。
バモス・アクティでは、エンジン回転数・水温・O2センサー電圧・点火時期・スロットル開度・バッテリー電圧etc…結構多くのデータを取得できます。
ホンダ車の場合は、結構昔からOBD2に対応しているので多くの車種でELM327が使えますが、OBD2コネクタは装着されていても使えない車種もありますプロトコルを調べるなど確認をしてから購入した方が良さそうです(平成20年式以降は各メーカー使える車種が増えていると思われます)