プラスドライバーはサイズの小さな方から順に、No00・No0・No1・No2・No3・No4などのサイズが販売されていますが、通常No1・No2・No3を持っていることが多く車やバイクの整備ではNo2ドライバーを使うことが多いです。
アクティ・バモスホビオでは、ドアとテールゲートのキャッチやブレーキローターのネジなどでNo3ドライバーを使用します。
一般家庭では、ネジ回しと呼ばれる事が多いかも知れませんね、工具箱を持っている人は必ず1本は入っていると思いますし使用頻度も高いです。
一般的に先端形状が+の物をプラスドライバー、先端形状が−の物をマイナスドライバーと呼びます、トルクス、へキサゴンなどのドライバーもありますがDIYで使用する機会は少ないと思います。
各メーカーからデザイン・長さの異なるタイプがたくさん販売されていますから、市場には相当な数のドライバーがあり納得いく一本を探し出すのは結構大変なことです。
ドライバーの握る部分のグリップ形状にメーカーの特色があり、グリップ断面が四角に近いモノはチカラが掛けやすく断面が丸に近いモノは早回しがやり易いと言われます。
四角断面よりもチカラが掛けやすいのがラウンドタイプと呼ばれるグリップがひょうたんのような形状のモノです、Wera ドライバー は使いやすいと高評価を受けています。
グリップ材質も昔ながらの木製から・ハード樹脂・ソフト樹脂などいろいろ有ります、木製は温かみがありますが最近は樹脂製のモノが多いです、ソフト樹脂は表面が軟らかいのでクッション性はありますが油が付いたときの手入れがし難い場合もあります。
ドライバー軸に関しては、丸軸タイプ・四角軸タイプ、貫通タイプ・非貫通タイプ、軸根元が六角形のボルスタータイプといろいろあり、ドライバー先端がマグネットになっているタイプもあります。
最近はハイブリッドカー・電気自動車などが増えてきているので絶縁ドライバーの販売も増えてきています。
プラスドライバーはサイズの小さな方から順に、No00・No0・No1・No2・No3・No4などのサイズが販売されていますが、通常No1・No2・No3を持っていることが多く車やバイクの整備ではNo2ドライバーを使うことが多いです。
アクティ・バモスホビオでは、ドアとテールゲートのキャッチやブレーキローターのネジなどでNo3ドライバーを使用します。
貫通ドライバーは、その名の通り軸がグリップエンドまでつながっています。
固く締まったネジを緩めるときに叩きながら廻したりしますが、ドライバー先端の消耗が早くなりますしインパクトドライバーという工具もありますから、普通は叩いて使用することは少ないです。
貫通タイプと非貫通タイプは重量バランスが結構違いますから、実際に握り比べて見ると良いです。
ドライバの使い方はネジを押しながら回すのが基本です、特にプラスねじはカムアウト(ねじを回す際、ドライバ先端がねじの外に逃げようとする現象)が発生するため、押す力と回す力の比率を7:3程度にします、固く締まったねじを緩める際は押す力をさらに強めにします。
No2ドライバーを持って作業しているときにNo1サイズのネジがあった場合はドライバーが入らないからすぐ気付きますが、No3サイズのネジの場合は気付かずにNo2で廻してネジ山をなめてしまうことがあると思います。
違和感があったら一度大きなサイズのドライバーを当ててみる習慣をつけておくと良いです。
こちらはドライバー軸の付け根が六角形になっているボルスタータイプ。
初心者の場合は押す力よりも回す力の方に集中してしまいネジをなめることが多いのでこのようなドライバーは押すことに集中できるので良いです。
No3ネジの場合はネジが固く締まっていることが多いのでボルスタータイプか軸が四角でレンチが掛けられるようなタイプがオススメです。
マイナスドライバのサイズ表示は軸の付け根から先端までの長さで表す方法と、先端幅で表す方法があります。
軸長では75mm〜150mm、先端幅では5.5mm〜8mmのものがあれば良いと思います。
通常マイナスドライバーは先端がテーパーで細くなっていきますがPBのモノは先端部から数ミリは平行になっていますので浮上がりにくいので人気が高いです。
画像下側の小さいタイプは何かと出番が多いです、素材に傷を付けたくないときなどは使い込んで先端が丸みを帯びた物も重宝します。
一番上は割柄(わりえ)ドライバーといって、こじったり叩いたりという作業に非常に役立ちます、頑丈でバールとタガネの要素を合わせたような工具です。
スタッビドライバー(スタッピードライバー)と呼ばれる短いドライバー。
微妙な長さの違いが作業の可否に影響することがありイロイロ種類が増えました。
一番右のKTCはタイヤを付けたまま泥除けを外すのに重宝しますし、緑色のスタッビはプラスマイナス差替えタイプで便利です。
真ん中のビットソケットはラチェットハンドルに装着できるので固く締まっているネジで活躍します。
これはインパクトドライバー用のビットを加工して自作したスーパーショートスタッビです。
隣のKTCと比較すると短さが良く分かると思います、狭いスペースで固くしまっているネジを緩めるときに作りました。
出番は少ないですがコレが丁度良いという場面がたまにあります。
こちらは自作のバンパークリップ外しドライバー
アクティバモス系のバンパークリップにジャストです。
車の使用年数が経過するとクリップが固くなるのと、泥が噛んでいて普通のマイナスドライバーで外そうとするとクリップが割れることが多いですが、コレを使うと良い感じで外れてくれます。
最近はいろいろなメーカーから バンパークリップ外し用のプライヤー も販売されています。