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軽キャンパーキットType1 製作A

バモスホビオ軽キャンパー車中泊キット本体の製作

道具は以前にも紹介した、電動丸ノコ・電動ジグソー・電動ドリル・電動インパクトドライバーに加えてホルソー・トリマーなども使用しました、道具に付いては追々工具日誌のページで解説して行こうと思います。

前回リヤシート背もたれを前に倒した状態で水平を出しましたので、その高さに合わせて荷室に収納ボックス兼フロアになる装置を製作していきます。

バモスホビオの荷室には遮音性に優れたラゲッジマットが敷いてあります、マット上面はボコボコしているのでマットを外してフロア鉄板の上に直接置く方が寸法を出しやすくて楽なのですが、マットを外すと騒音が気になりますからマットの上から設置する方が良さそう。

ちなみにアクティとバモスでは、マット材質の違い・荷室内張りの違いで静粛性が結構違いますから、貨物と乗用の違いを感じますね。

今回は思い切って、マットも外さないで車体に固定もしない。

『置くだけ簡単!バモスホビオ軽キャンパー車中泊キット!』という感じで行ってみようと思います。

まずは寸法出しですが、マットがボコボコしているので広めの板を敷いてその上に重しを乗せてから高さの見当を付けて行きますが、 実際完成して載せてみないとマットがどれ位沈むか分かりませんので難しいところです。

120cm×80cm×20cm位の容積が取れそうですので結構大容量の収納が作れそうです。

リヤシートが左右分割式なのでキットもシートの幅に合わせて2分割で製作することにします。

バモス車中泊キットに利用する材料をカット

材料の木材をカットしてベースとなる部分を組み立てます。

画像で分かるかと思いますが、これだけのスペースが収納に利用出来ます、 結構凄いと思いませんか?

無駄なく材料を使うのと、少しでも軽量化になればという事で底面中央部はカットして他の部分の材料として使用します。

木材は意外と重いので完成時には結構な重量になると思いますから、少しの軽量化でも燃費にも影響するかも。

バモスにセットして形状確認

床板となる材料を切り出してセットします。

横側の面は車体内張りの形状に合わせてカットします。

ギャレーキットの寸法出しと比べると結構簡単です。

リヤシートアダプターの収納部を製作

前方部分には、リヤシートアダプターを収納する部分も作りました。

車中泊キット収納用の引き出しを製作

収納用の引き出しを製作します。

引き出し無しで直接荷物を詰め込むという方法も有りますが、奥行きが80cm位有りますので出し入れが大変ですし、

見た目も引き出しタイプの方がスッキリして良いと思います、材料費と重量が増えるのかネックですけどね。

引き出しを装着してバモスに仮固定

引き出しをセットしたところです

引き出し取っ手部分の穴あけではアールが小さい部分は ジグソーだと綺麗にカットできないので ホールソー を利用しました。

引き出しの可動を確認

引き出しの操作具合を確認してみます。

板の接触面積が多くて操作が重めなです…

あとで滑りが良くなるようにしたいと思います。

左右のボックス連結用の鬼目ナットを埋め込む

左右のボックスを連結固定するために、 指定寸法の下穴を開けてから、

鬼目ナット をシャコ万等を利用して埋め込みます。

鬼目ナットと皿ビスで連結

固定ネジが飛び出していると引き出しに接触しますから、皿ビスを使用して突起が無いようツライチにします。

バモス用車中泊キットにニスを塗装

ニスを塗っていきます、物が大きいので全体を一回塗るだけでも結構な量が必要です。

引き出しの滑りをよくするモールを取り付け

引き出しの滑り具合を調整するためプラスチックアングルをボンドで張付けました。

下面と横面をカバーできるのでアングルタイプを利用しましたが、敷居スベリなどでも良いかと思います。

ボンドはプラスチックの材質を確認してから対応できるタイプの物を購入しましょう。

ステンレス蝶番・サッシ用ビス・爪付きナット

あとはリヤシートに載せる床板の固定ですが、

今回は蝶番を使用して簡単に展開出来るように作ります。

ステンレス蝶番に穴あけ加工

今回は、ステンレス蝶番とサッシ用ビス・爪付ナットを使用します。

蝶番は市販の穴開きタイプでは丁度良い位置に穴が無かったため、穴無し蝶番を取寄せて自分で良い位置に穴を開けました。

電動トリマーで加工

爪付ナットをそのまま押し込むと鉄板厚み分飛び出してしまうので、

トリマー を使って厚み分を予め掘り下げておきます。

爪付きナットを埋め込む

シャコ万で圧入すると…

フラットに埋め込む

このような感じでフラットになります。

車中泊用の床板を取り付け
バモス車中泊キットの床板可動確認

取付けて開閉確認します、画像で大体のイメージは掴めますよね?

あとはフロアクッション張付け等の仕上げに入って行きたいと思います。

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