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シリンダーヘッドプラグ交換

シリンダーヘッド付近からエンジンオイルが滲んでいる

バモス・アクティも製造から10年以上経過している車も多くなり、エンジンからのオイル漏れ(滲み)が見られるケースが多くなっていますね。

今回は、バモス・アクティに限らず同型エンジンを搭載しているライフ・ゼストあたりも共通して見られますが、シリンダーヘッドカバーからのオイル漏れです。

シリンダーヘッドカバー(カムカバー)横のシリンダーヘッドプラグ(丸いフタ)からオイルが漏れている事が多いのですが、バモス・アクティだと潜って覗き込まないと分からないので、エキマニ側にステーを伝ってオイルが流れ焼けたオイルの臭いでオイル漏れに気付くケースもあるかと思います。

エキマニが高温になれば、最悪漏れ伝ったオイルが燃える可能性もゼロではありませんから早めの交換がベストかと思います。

シリンダーヘッドプラグからのオイル漏れ

シリンダーヘッドプラグからのオイル漏れは矢印の2方向へ流れます。

シリンダーヘッドプラグ取り外し

水温センサーの配線は作業の邪魔になるので取り外しています。

シリンダーヘッドプラグは差し込んであるだけなのでマイナスドライバーを差し込んで取り外します。

エンジンの熱にさらされているためかプラスチックが劣化していてすぐに割れてしまいました、今回は新品への交換ですから気にせず破壊しながら取り外します。

シリンダーヘッドプラグ取り外し

エンジンオイルが漏れてくるのでは?と心配されるかと思いますが、シリンダーヘッドプラグに溜まっているスプーン一杯程度のオイルが漏れてくる程度です。

シリンダーヘッドプラグを取り外したら、ヘッド側の取り付け部はウエス等で綺麗に拭いておきましょう。

新品のシリンダーヘッドプラグ

新品のシリンダーヘッドプラグ。

差し込むと4箇所の爪が引っ掛かり固定されます、オイルを止めているのは外周のOリングです。

純正の部品番号は、12513-PFB-004

シリンダーヘッドプラグ取り付け

シリンダーヘッドプラグのOリングに少しシリコンスプレーを吹きかけて滑りを良くしてパチンと差し込んだら終了です。

オイル漏れを嫌ってOリングに液体パッキンを塗ってから組み付ける人もいますが、液体パッキンをたっぷり塗っていると取り外すとき大変です。

部品代も500円弱で作業的にも簡単ですからDIYでも取り組みやすいのではないかと思います(今回はジャッキアップなしで車の横から潜り込んで作業しました)組み付け後は確実に取り付けが出来ていてオイルが漏れていないことは確認しましょう。

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