YAZACO P3 Proドライブレコーダーの評価レビューと使い方・設定方法まとめ
YAZACO P3 Proドライブレコーダーの紹介
YAZACO P3 Pro ドライブレコーダー 3カメラ付き〔1440P 28FPS(2.5K画質)+1080P+1080P〕GPS+専用PCビューアソフトあり
フロントカメラは3カメラ録画時には1440P 28FPS(2.5K画質)、2カメラ録画の場合は最高画質3840*2160P(4K画質Ultra HD 800万画素)対応で画質がキレイという評判が気になり取り付けて評価してみることにしました。
フロント・リア・車内カメラで全方位を録画
YAZACO P3 Proは通常26000円ぐらいで販売されていますが、タイムセールや割引クーポンがあるタイミングだと22000円ぐらいで購入できることもあります。
https://www.amazon.co.jp/dp/B082CZW2LJ
過去のAmazonのタイムセールを調べると、18050円で購入することも出来たようです。
YAZACO P3 Proドライブレコーダーの仕様・特徴
販売ページ・説明書に記載されていた仕様や製品の特長・付属品などをまとめておきます。
【同梱品一覧】
- ・ドライブレコーダー本体
- ・リアカメラ
- ・リアカメラケーブル(約650cm)直径5o
- ・シガーソケットケーブル(約350cm)直径3.5o
- ・USBデータ転送ケーブル(約80p)直径3.5o
- ・YAZACO P3 Pro説明書ユーザーマニュアル
- ・クイックスタートガイド
- ・アフターサービス保証カード
- ・注意事項声明カード
- ・ドライブレコーダーステッカー(マグネット貼り付けタイプ)
- ・3M取付ブラケット(48o×42o)2個
- ・予備両面テープ(フロント用2個・リア用2個)
- ・痕跡なしシート(95o×95o) 3枚
【製品仕様】
- ・型番:P3 Pro
- ・本体サイズ:幅6p×縦14p×奥行8p
- ・本体重量:190g
- ・リアカメラサイズ:幅6p×縦3.8p×奥行5.5p
- ・リアカメラ重量:41g
- ・車両電源電圧:DC12V/DC24V
- ・ドライブレコーダー電源:DC 5V / 2A
- ・保管温度:対応温度範囲(-15〜60度)
- ・操作温度:対応温度範囲(-10〜65度)
- ・画像センサー:フロント(SONY STARVIS IMX415)車内(SONY STARVIS IMX307)
- リア(SONY STARVIS IMX291)
- ・フロントカメラ:広角140°/F1.8絞り6層光学レンズ
- ・車内カメラ:広角115°/F1.4絞り6層光学レンズ
- ・リアカメラ:広角160°/F1.4絞り6層光学レンズ
- ・液晶サイズ:2.0インチIPS液晶(4:3)
- ・言語:日本語、英語、中国語、スペイン語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、ドイツ語
- ・ビデオ解像度:3カメラ録画時〔1440P 28FPS(2.5K画質)+1080P+1080P〕
- フロントカメラ+リアカメラ〔2160P 28FPS(4K画質)+Rear1080P〕
- フロントカメラ+車内カメラ〔2160P 28FPS(4K画質)+Inside1080P〕
- フロントカメラのみ録画〔2160P 28FPS(4K画質)〕の選択が可能
- ・動画ファイル形式:MP4/H.264(H.265)圧縮コーデック
- ・マイク/スピーカー:本体に内蔵
- ・写真画像ファイル形式:JPG
- ・GPS:本体に内蔵
- ・周波数:50Hz(東日本)/60Hz(西日本)変更可能
- ・内蔵電池:スーパー専用コンデンサー/対応温度範囲(-15〜60度)
- ・USBポート:MINI USB2.0 ※付属USBケーブル端子 mini-USB(B)
- ・マイクロSDカード:MicroSDカードは32〜512GBまで対応※書き込み速度U3以上のカードを推奨
【製品特長】
- ・エンジンをかけると起動し、エンジンを切るとにOFFになります
- ・古いファイルに自動的に上書きしながら録画するループ録画機能(1分/3分/5分)あり
- ・スクリーンセーバー機能(1分/3分/5分)あり
- ・音声録音:ON/OFF可能
- ・日付スタンプあり
- ・動体検知モードあり
- ・広角140°レンズで幅広い道路でも死角なしに録画可能
- ・フロントカメラは暗い環境でも明るく撮影可能なSONY IMX415のSTARVISイメージセンサーを採用
- ・車内カメラはSTARVIS IMX307センサーと4つの赤外線LED搭載により夜間でも明るく撮影可能
- ・リアカメラはSONY IMX291のSTARVISイメージセンサーを採用
- ・WDRモードで、逆光などの明暗差が大きな状況でも「白とび」「黒つぶれ」を抑え鮮明な映像を記録
- ・別売りの直結電源ケーブル接続でACCに連動による駐車モード切替機能、タイムラプス撮影可能
- ・専用ビューアーソフト(Windows用/Mac用)あり
- ・車内カメラ、リアカメラの映像を鏡像に切り替える(左右反転機能)あり
- ・フロントカメラは高画質3840*2160P/28FPS(4K画質Ultra HD 800万画素)対応
- ・業界最高水準の薄型高透磁率磁性シートを採用し従来品に比べて約89%ノイズ軽減を実現
- ・高感度のG-sensorを搭載し衝突時の動画をロック保存 ※設定で感度を調節できます
- ・LED信号機の点滅周期に影響されにくいフレームレートを採用し、LED信号機の無点灯記録を防止
- ・GPSモジュールは受信スピードが速く安定的に信号を捉えるスイスのU-BLOXチップを搭載
YAZACO P3 Proドライブレコーダーを開封してセット内容を確認
黒色の内箱は高級感があり、ドラレコ本体が衝撃吸収用のスポンジクッションに納められていたのは好印象です。
本体、各種ケーブル、固定用のブラケットに予備の両面テープ、説明書などセット内容はそろっていました。
ドライブレコーダーステッカーはシール貼り付けとは違い、車のボディーに磁石で貼り付けるマグネットタイプです。
本体のサイズ感が分かりやすいように缶コーヒー(185g)と並べて比較してみました。
ボディは半艶消ブラックで落ち着いた質感です。
サイズと重量をを計測してみると、
・横幅60o×縦140o×奥行80o
・重量190g
Amazon商品ページでは、本体サイズ:14×5.5×3.5cm(突起部除く)と記載してありますが、モニター部分の本体厚みが5p(ブラケット含む)ぐらいでフロントカメラの立ち上がり部分まで含めると8pぐらいになります。
←画像の赤矢印の長さを奥行、黄色矢印の長さを縦として計測しました。
YAZACO P3 Proと X2 Proを並べて大きさを比較してみました。
X2 Proの横幅が152oで、P3 Proの縦が140oですから本体だけを並べるとどちらも同じくらいのサイズ感です。
実際にフロントガラスに取り付けた状態をイメージするとこのような感じになります。
本体サイズ感は同じだとしても、横向きに取り付けるX2 Proと比べると縦向きのP3 Proは本体下部が視野に入りやすくて少し大きく感じるかも知れません。
車種により違いがあると思いますが、実際はルームミラーに隠れるように設置すると、そこまで大きさは気になりませんでした。
YAZACO P3 Pro ドライブレコーダーを固定する取付けブラケットの勘合部
最後の1〜2oをカチッ!と押し込むような勘合はX2 Proと同じですが途中までスライドさせる部分のクリアランスは緩い感じです。
取付けブラケットの赤いフィルムをはがして両面テープで車のフロントガラスに貼り付けてから本体を矢印方向にスライドさせて装着します。
※両面テープを貼ってから12時間以上経過してから本体を取り付けるように説明書に書いてありました
P3 Proには痕跡なしシートが3枚入っています。
痕跡なしシートをガラスに貼り付けて、その上からブラケットの両面テープを貼ることで将来取り外した時のテープ跡がつき難くなるシートです。
どの程度の効果があるのかは数年後にはがしてみないと分かりませんね。
テープ跡を気にしないならブラケットの両面テープを直にガラスに貼る方がシッカリ固定できると思います。
ドライブレコーダーの操作ボタンはモニター下部
左から順に、〔メニュー〕〔REC〕〔OK〕〔MIC〕〔切り替え〕
画面の左上に赤丸マークが表示している(RECボタンが赤点滅)場合は録画中のためメニューボタンを押しても設定は開きません、録画中の場合はOKボタンを押し録画停止してからメニューを押して下さい。
メニュー画面にはの2つのタブがあり、レコーダーに関する項目・本体設定に関する項目みたいな感じで分かれています。
本体のメニューボタンを短く1回押すとビデオカメラアイコンのタブ設定が開き、もう一度メニューボタンを押すと引き出しアイコンの設定が開きます。
メニューボタンを3秒長押しするとカメラモードに切り替わります、一度ボタンから手を離して再度3秒長押しで再生モードに切り替わります。
本体左側面に、〔電源ボタン〕〔リセット〕〔5V電源入力〕〔リアカメラ接続〕があります。
電源とリアカメラのケーブルはどちらの端子にも刺さりますから間違えないようにして下さい。
ためしに電源ケーブルをリアカメラ端子に接続してみても故障しませんでしたが、間違えそうなポイントなのでよく確認してから接続しましょう。
マイクロSDカードは端子側をモニターの方に向けて差し込みます。
MicroSDカードは32〜512GBまで対応しています。※書き込み速度U3以上のカードを推奨
メーカーが使用を勧めているのは、Samsung EVO Plus 64〜128GB
SDカードに起因する不具合が多いと聞いていますから、よく知らないメーカーの安価なSDカードは使わない方が良いです。
今回は手元にあった、UHSスピードクラス1/SDスピードクラスClass10のマイクロSDXCカードを使い問題なく撮影できましたが、
車を使う時間が長い人ほどSDカードに何度もデータを繰り返し書き込むことになりますから、
安価なSDカードを使いエラーで頻繁に買い替えるようであれば、高価ではありますがpSLC方式のマイクロSDカードを購入した方が良いかも知れません。
←画像はKENWOODより引用、一般的なTLC方式と比べるとpSLC方式は100倍長持ちするそうです。
中央にルームミラーがあるとガラスの真ん中にドライブレコーダーを取り付けることが出来ない訳ですが、
X2 Proのときは商品画像で左右の首振りがよく分からずに心配しましたが、P3 Proは商品画像を見た感じで明らかに首振りしそうなフロントカメラの形状でした。
10度刻みの目盛りの上に置いてフロントカメラのレンズを右側に目いっぱい向けて本体上部から撮影してみました。
おおよそ10度ぐらいは内側に向けることができます、極端に車のガラスが湾曲していない限り大丈夫そうです。
P3 Proを側面から見てフロントカメラの上下首振り角度は画像の通りです。
車内ダッシュボード側の水平位置をゼロとして約30度立ち上げたガラス面に貼り付けたときに真正面を向く形状。
地面から高い位置での取り付けを考慮し、テストしてみた感じでは傾斜角20〜60度ぐらいのガラス面なら調整範囲かと思われます。
フロントガラス傾斜は30〜60度ぐらいの車種が多いです、N-BOXカスタムは60度ぐらいあり微妙なラインかも。
車内カメラは左右首振り無しで上下方向にのみ90°首振りします。
実際に動かしてみると、カチッカチッというノッチ数は4回でした。
約20°刻みで調整できるのですが、止めた位置でガッチリ固定される感じではなく少し触るとユラユラと上下に動く感じです。
微調整はできませんが広角115°上下90°の範囲を撮影できますからさほど問題にはならないのかも知れません。
リアカメラのサイズは、
横幅60o×高さ38o×奥行55o
重量41g
画像の向きで計測した数値を奥行としています。
リアカメラのブラケットは装着した状態で入っていますが、横にスライドして取り外すことができました。
リアカメラは上下方向にのみ首振り可能です。
販売ページの説明によると首振り角度は230°となっています。
実際に動かしてみると、カチッカチッというノッチ数は11回でした。
約20°刻みで角度調整ができます。
こちらも車内カメラの首振りと同じく、止めた位置でガッチリ固定される感じではなく触るとユラユラと上下に動く感じです。
フロントカメラ(本体)とリアカメラを接続するケーブル
長さは約650pありますから普通の車であれば長さは足りると思います。
ケーブル直径を計測すると5oでした、想像していた以上にケーブルが太くて取り回しは結構大変です。
L型の端子がフロント側で、ケーブル途中にノイズ低減のフェライトコアが付いています。
12V(24V)共用のシガー電源ケーブル
出力は、5V‐2A
ケーブルの長さは約350p、太さは3.5o
USB端子の形状は、mini-USB(B)ストレートタイプ
フロントカメラ本体に電源ケーブルとリアカメラのケーブルを接続するとこんな感じ。
付属のシガーソケット電源ケーブルの端子はストレートタイプだから、クイッと曲げてリアカメラケーブルと束ねるようにして取り回すのがベストかと思いますが、少し見た目のスマートさに欠ける印象ですね。
そこで、今回はL型端子の電源直結ケーブル(ASIN:B07VRXP7FQ)を選択し取り付けてみました。
横向きに電源ケーブルが出ないから見た感じはスマートな印象。
しかしながら、L型端子を2個接続するのは、スペース的にギリギリでした。
結構強引にグイッと曲げてから差し込むと入る感じです。
電源直結ケーブルは直径4oありますから、直径3.5oのシガーソケット電源のL型端子タイプを使えばもう少しラクに接続できるかも知れません。
【YAZACO P3 Pro 概要図】
- 1.赤外線LEDライト
- 2.車内カメラレンズ
- 3.マイク
- 4.LCDモニター
- 5.メニュー/モード切替え
- 6.REC/アップ
- 7.メモリカード挿入口
- 8.通気口
- 9.画面切り替え
- 10.MIC/ダウン
- 11.OKボタン
- 12.本体取付けステー
- 13.スピーカー
- 14.フロントカメラレンズ
- 15.電源ボタン
- 16.リセットボタン
- 17.電源入力ポート
- 18.リアカメラ接続ポート
- 19.リアカメラレンズ
- 20.リアカメラ接続ポート
- 21.リアカメラ取付けステー
- 22.リアカメラ回転レバー
- 【1】赤外線LEDライト
- ・4つのLEDライトで夜間もキレイに車内を録画します
- 【2】車内カメラレンズ
- ・車内を撮影するカメラのレンズ
- ・広角115°/F1.4絞り6層光学レンズ(SONY STARVIS IMX307)
- 【4】LCDモニター
- ・2.0インチIPS液晶(4:3)
- 【5】メニュー/モード切替え
- ・録画停止状態で短く押すとメニューモード
- ・3秒ボタン長押しで録画/カメラ/再生モードの切り替え
- 【6】REC/アップ
- ・録画/停止の切り替え(録画中はボタンが赤点滅)
- ・再生モード時の巻き戻し
- ・メニューモード時の上方向の選択
- 【7】メモリカード挿入口
- ・MicroSDカードは32〜512GBまで対応
- 【9】画面切り替え
- ・本体モニターに表示する画面の切り替え
- ・〔前&後&車内〕〔前のみ〕〔後のみ〕〔車内のみ〕
- 【10】MIC/ダウン
- ・音声記録用マイクのON/OFF切替え(録音中はボタンが赤点灯)
- ・再生モード時の早送り
- ・メニューモード時の下方向の選択
- 【11】OKボタン
- ・録画モード時、直前のファイルをロック保存
- ・メニューモード時の決定ボタン
- 【12】本体取付けステー
- ・フロントガラスに取り付けるステー
- 【14】フロントカメラレンズ
- ・車両前方を撮影するカメラのレンズ
- ・広角140°/F1.8絞り6層光学レンズ(SONY STARVIS IMX415)
- 【15】電源ボタン
- ・長押しで電源OFF
- ・本体電源ONの状態で短く押すとモニター表示のON/OFF切替え
- 【16】リセットボタン
- ・初期設定の状態に戻ります
- 【17】電源入力ポート
- ・シガー電源ケーブル、データ転送用USBケーブルを接続
- 【18】リアカメラ接続ポート(本体側)
- ・リアカメラケーブルを接続
- 【19】リアカメラレンズ
- ・車両後方を撮影するカメラのレンズ
- ・広角160°/F1.4絞り6層光学レンズ(SONY STARVIS IMX291)
- 【20】リアカメラ接続ポート(リアカメラ側)
- ・リアカメラケーブルを接続
- 【21】リアカメラ取付けステー
- ・リアガラスに取り付けるステー
- 【22】リアカメラ回転レバー
- ・リアカメラレンズを回すつまみ
YAZACO P3 Proドライブレコーダーの起動と基本操作
本体とリアカメラをガラスに固定する前に正常に動くか起動テストをしてみましょう。
付属のケーブルを使い車両のシガーソケットにつなぐか、5Vの充電アダプタなどにUSB接続してやると自動的にドライブレコーダーが起動します。
YAZACO P3 Pro本体でマイクロSDカードをフォーマット
マイクロSDカードを挿入したら最初にフォーマットしておきましょう。
録画していない状態でメニューボタン1回押すとビデオ設定が開き、さらにもう一度メニューを押すと引き出しのようなアイコンのタブ(システム設定)が表示され、フォーマットという項目がありますからダウンボタンで選択してOKボタンで開きます。
確認を選択してOKボタンで確定するとフォーマットが行われます。
基本的に上書きループ録画となっていますが、ロック保存される動画が増えてくるとカード容量不足となりますからフォーマットの仕方は必ず確認しておきましょう。
ちなみに、取扱説明書によるとSDカードの寿命を延ばすために2週間に1回程度フォーマットした方が良いと書かれていました。
YAZACO P3 Pro 設定項目のモニター表示
設定項目の選択肢の一覧については後でまとめて記載するとして、とりあえず本体のディスプレイがどのように表示するのか画像を貼っておきます。
メニューボタンを1回押すと、ビデオカメラのようなアイコンが表示されるタブ(ビデオ設定)が開きます。
・解像度
・ループ録画
・露出
・動体検知
・音声記録
・日付表示
・Gセンサー
・リアカメラ鏡像
もう一回メニューボタンを押すと、引き出しのようなアイコンのタブ(システム設定)が開きます。
・日/時刻
・電子音
・言語
・周波数
・スクリーンセイバー
・GPS
・タイムゾーン
・フォーマット
今回紹介している YAZACO P3 Pro ドライブレコーダーのバージョンは
HX_T820_YAZACO_415_JP_20200902_V1.0
YAZACOに確認したところ2021年1月時点では上記が最新のバージョン
ファームウェアのバージョンが古いタイプではカメラ鏡像の設定などがありません。
※バージョンアップの方法については、後ほど別項目で解説します。
ビデオモードの状態でメニューボタンを3秒長押しするとカメラモードになります。
モニター左上のアイコンでモードの確認ができます。
カメラモードの状態でメニューボタンを1回押すとカメラのアイコンが表示されるタブ(カメラ設定)が開きます。
・撮影モード
・解像度
・連写
・画質
・シャープネス
・ホワイトバランス
・日付表示
・ISO
カメラモードの状態でメニューボタンを3秒長押しすると再生モードになります。
モニター左上のアイコンでモードの確認ができます。
再生モードの状態でメニューボタンを1回押すとフィルムのアイコンが表示されるタブ(再生設定)が開きます。
・削除
・保護
・スライドショー
ビデオモードでOKボタンを5秒ぐらい長押し後にボタンから手を離すとGPSの画面が開きます、再度ボタンを5秒ぐらい長押しでボタンから手を離すと元の画面に戻ります。
本体ボタンと設定メニューの項目一覧
- ■本体ボタン(左から順に)
- ・メニュー(設定メニュー/長押しでカメラ・再生モード切替え)
- ・REC(録画/停止アップ/巻き戻し/メニュー↑)
- ・OK(ファイルのロック/メニュー決定)
- ・MIC(録音ON/OFF/早送り/メニュー↓)
- ・切り替え(モニター「前・後・前&後」の切り替え)
- ■録画モード時のビデオカメラマークのタブ(ビデオ設定)
- ・解像度 リアカメラ接続なしの場合(2160P28FPS/2160P28FPS+1080P/1440P28FPS+1080P/1080P28FPS+1080P
- ・解像度 リアカメラ接続ありの場合(1440P28FPS+1080P+1080P/1080P28FPS+1080P+1080P/2160P28FPS+Rear1080P/2160P28FPS+Inside1080P)
- ・ループ録画(オフ/1分/3分/5分)何分ごとのファイルで保存するか
- ・露出(+2.0、+5/3、+4/3、+1.0、+2/3、+1/3、+0.0、-1/3、-2/3、-1.0、-4/3、-5/3、-2.0)
- ・動体検知(オフ/オン)撮影しておらず本体電源ONの状態で撮影範囲で動くものがあれば録画する
- ・音声記録(オフ/オン)
- ・日付表示(オフ/オン)
- ・Gセンサー(オフ/低い/ミディアム/高い)衝突を感知し録画ファイルをロックする感度調整
- ・リアカメラ鏡像(オフ/オン)
- ・車内鏡像(オフ/オン)
- ■引き出しマークのタブ(システム設定)
- ・日/時刻
- ・電子音(オフ/オン)ボタン操作時の音
- ・言語(英語/フランス/スペイン/ポルトガル/ドイツ/イタリア/中国/ロシア/日本)
- ・周波数(50Hz/60Hz)
- ・スクリーンセイバー(オフ/1分/3分/5分)モニター表示を一定時間でOFFにする機能
- ・GPS(オフ/KM/H/MPH)日本ではKM/Hを選択
- ・タイムゾーン日本では初期設定の(UTC/GMT+09:00)のままでOK
- ・フォーマットSDカードの録画データを消去しリセット
- ・デフォルト設定
- ・バージョンプログラムソフトウェアのバージョン
- ■カメラモード時のカメラマークのタブ
- ・撮影モード(単写/2Sタイマー/5Sタイマー/10Sタイマー)
- ・解像度(12M4032×3024/10M3648×2736/8M3264×2448/5M2592×1944/3M2048×1536/VGA640×480)
- ・連写(オフ/オン)
- ・画質(ファイン/ノーマル/一般)ファインの方が圧縮率が低く高画質
- ・シャープネス(ストロング/ノーマル/ソフト)
- ・ホワイトバランス(オート/晴天/曇天/タングステン/蛍光灯)タングステン=白熱灯
- ・日付表示(オフ/日時/日/時刻)
- ・ISO(オート/100/200)
- ・露出(+2.0、+5/3、+4/3、+1.0、+2/3、+1/3、+0.0、-1/3、-2/3、-1.0、-4/3、-5/3、-2.0)
- ■再生モード時のフィルムマークのタブ
- ・削除
- ・ファイル保護(このファイルを保護する/このファイルをロック解除する/すべてのファイルをロックする/すべてのファイルをロック解除する)
- ・スライドショー(2秒/5秒/8秒)
以上がメニュー設定の項目一覧と大まかな説明となります。
YAZACO P3 Pro ファームウェアのバージョンアップ方法
YAZACO確認したところ2021年1月時点で最新のバージョンは
HX_T820_YAZACO_415_JP_20200902_V1.0
画像のようにHX_T820_YAZACO_415_JP_20200314_V1.0など古いバージョンでは車内鏡像など一部の設定が使えないからYAZACOファームウェアのバージョンアップをオススメします。
まずは、本体にSDカードを挿入しフォーマットします。
フォーマットしたSDカードをカードリーダーなどを使いパソコンに接続します。
PC接続する機器を持っていない場合は、P3 Pro本体をUSB接続して下さい。
PCに接続したら〔ディスク〕を選択して〔OKボタン〕で決定。
接続が完了すると画像のようにブルーの画面で〔ディスク〕と表示が出ます。
PC側でコンピューターの確認をすると「リムーバルディスク」として認識してるはずです。
https://drive.google.com/file/d/1Q6O5oMLWe8rFCSKUFoIXrlUZPlDOZC6B/view?usp=sharing
上記URLをコピーしPCのアドレスバーに貼り付けてアップデートファイル「FW96685A.bin」をダウンロードします。
ファイルの保存先をP3 ProのSDカードに指定し保存をクリック。
ファイルの保存ができたらPCからP3 Pro本体を取り外し、シガー電源で車に接続するか5V電源のUSBに接続すると自動的にファイルのアップデートが始まります。
アップデート中は本体ボタンの各種ランプが点滅し1分ぐらいで完了します。
完了したらバージョンの確認をして、再度SDカードのフォーマットを行いファイルを消去して完了です。
Q&A
次に、はじめて使うときにつまづきそうなポイント等をQ&A方式でまとめておきます。
- 【目次】
- ・説明書は日本語で書いてありますか?
- ・保証を18ヶ月に延長する方法を知りたい
- ・本体を振るとカチャカチャ音がします
- ・操作ボタンは光りますか?
- ・スモークガラス対応ですか?
- ・設定をしなくても電源を差し込むだけで録画できますか?
- ・起動に掛かる時間はどれくらいですか?
- ・内蔵バッテリーはリチウムイオン電池ですか?
- ・取付けの際に注意する点はありますか?
- ・設定メニューの画面が開きません
- ・電源が入ってしばらくすると再起動を繰り返す
- ・電源を入れてもしばらくすると画面が消えます
- ・ループ録画という設定はなんですか?
- ・マイクロSDカードの容量がいっぱいになった
- ・動体検知という設定はなんですか?
- ・Gセンサーという設定はなんですか?
- ・今の映像をロック保存したい
- ・スクリーンセイバーという設定はなんですか?
- ・本体モニターで録画映像の再生をしたい
- ・LED信号機は録画できますか?
- ・フロントカメラの映像が白飛びします
- ・録画した映像で見ると前の車との車間距離が遠く見える
- ・前方・後方車両のナンバーは確認できますか?
- ・リア(室内)カメラの映像は左右反転できますか?
- ・あおり運転対策で付けたいのですがリアカメラの映りはどうですか?
- ・リアカメラは車外に取り付けできますか?
- ・リアカメラを接続せず、フロントカメラのみで使用できますか?
- ・解像度の選択について
- ・車内カメラはモノクロで録画されますか?
- ・本体モニターにに表示するアイコンマークについて
- ・本体のモニターを消して使いたい
- ・マイクロSDカード64GBでどれくらいの時間録画できますか?
- ・容量の大きなマイクロSDカードを使えますか?
- ・音声録音をしたくない
- ・GPSアンテナはついていますか?
- ・GPS設定のMPHというのはなんですか?
- ・日付と時刻は自動補正されるのでしょうか?
- ・USB端子のタイプは?
- ・車のシガーソケットの空きがない
- ・付属のシガーソケットケーブルの長さと太さは?
- ・電源の電圧が24Vの車でも使えますか?
- ・ラジオにノイズが入る、カーナビ車載テレビの映りが悪くなった
- ・過熱保護機能について
- ・駐車監視の撮影をしたい
- ・駐車監視は3カメラ同時撮影ですか?
- ・駐車撮影中に途中で電源が切れることがあるのですが
- ・録画した映像をパソコンで見たい
説明書は日本語で書いてありますか?
日本語で書いてある取扱い説明書が付属しています。
日本語の文章がおかしいところが少しだけあったりしますが、理解できないような日本語訳ではなく普通に内容が理解できる説明書でした。
海外メーカーでサポートも外国人の方ですが、日本語でサポートして頂けました。
サポートに問い合わせる際は、要点を端的な文章でまとめて箇条書きのような質問をした方が良いと思います。
保証を18ヶ月に延長する方法を知りたい
基本保証は購入から12ヵ月ですが、Amazonの注文番号を記載してメーカーに連絡すると保証を18ヶ月に延長してもらえます。
YAZACOサポートメールアドレス yazaco.jp@outlook.com
メーカー直営店もしくは、楽天市場・ヤフーショッピングなどで販売している正規代理店から購入した場合のみ延長保証の対象となりますから、購入前に正規店であるか確認をしましょう。
本体を振るとカチャカチャ音がします
正常な新品製品であれば、本体・リアカメラともに手で強く振っても音はしませんでした。
内部破損の可能性がありますからメーカーに連絡してみて下さい。
操作ボタンは光りますか?
稼動時に本体のモニター下部のボタンは全て点灯しています。
録画時には〔REC〕ボタンが点滅します、ボタンを消灯する設定はありませんから夜間に点滅が気になる人は他の機種を検討した方が良いかも知れませrん。
本体モニターとボタンがルームミラーの裏に隠れるように本体を設置するとボタンの点灯は気になりませんでした。
スモークガラス対応ですか?
SONY製のSTARVISセンサーを採用していて純正プライバシーガラス程度のスモークであれば綺麗に録画可能です。
車外取付けカメラと比較すると鮮明さに欠けるのと、夜間の映像ではプライバシーガラスの影響で若干暗めの映像となります。
設定をしなくても電源を差し込むだけで録画できますか?
車のキーON/OFFに連動し、録画・シャットダウンとなる仕様のため車両からドライブレコーダーに電気が流れると同時に強制的に録画モードで起動しますからとりあえず録画は可能ですが、録画映像の確認をして各種設定をオススメします、日時は自動で調整されますが商品到着後すぐに使用する場合はズレがあったら手動で設定をしましょう。
起動と同時に録画させない方法が見当たりませんから、キーONのたびに録画されるのがイヤな場合はシガーソケットを抜いておくかシガーソケットから本体の間にスイッチを増設するなど工夫が必要です。
起動に掛かる時間はどれくらいですか?
シガーソケットケーブルで車に接続してエンジンキーONからドライブレコーダーの起動画面まで約12秒ほど、キーONから撮影開始まで約18秒ぐらいの時間が掛かりました。
約5秒で起動画面を表示するX2 Proと比べると遅く感じますが、3カメラ同時に撮影を行うため起動は少し遅く設定してあるということでした。
内蔵バッテリーはリチウムイオン電池ですか?
リチウムイオン電池は使用されておらず発火の危険性は低いと思われます。
数十ミリファラッド以上の非常に大きな静電容量を有し、充放電サイクル特性、急速充放電に優れ、広い温度範囲(-15〜60度)に加え環境にも優しいスーパーコンデンサーを使用されています。
取付けの際に注意する点はありますか?
YAZACO P3 Proは両面テープでフロントガラスにベースブラケットを貼り付けて固定します。
本体は上方向にスライドさせて取り外しを行うため天井との隙間に注意して下さい。
電源ケーブル・リアカメラケーブルを車内の内張りを外して入れる作業に取り掛かる前に、電源接続して初期不良が無いか動作確認することをオススメします。
設定メニューの画面が開きません
録画状態ではメニューボタンを押しても設定メニュー画面は開きません、RECボタンが点滅(モニター左上の赤丸の録画マークも点滅)していたら〔REC〕ボタンを押し録画停止してから〔メニュー〕ボタンを押して設定画面を開きます。
電源が入ってしばらくすると再起動を繰り返す
電源ケーブルの接触不良が考えられます、シガーソケット用ケーブルで車につないだとき、USBケーブルでPC接続したとき、どちらか一方だけ不具合が出るならケーブルの不良、どちらも症状が同じならば本体故障の可能性があります。
電源を入れてもしばらくすると画面が消えます
自動的に画面を消すスクリーンセイバー機能がONになっていませんか?
設定メニューの引き出しマークのタブ(システム設定)を開き「スクリーンセイバー」の項目で〔オフ〕を選択すると画面は常に表示した状態となります。
ループ録画という設定はなんですか?
マイクロSDカードの容量がいっぱいになったら古いデータから順に上書き保存する録画方法です。
設定メニューの「ループ録画」の項目で、オフ/1分/3分/5分毎の動画ファイルで保存を選択可能。
マイクロSDカードの容量がいっぱいになった
ループ録画をする設定にしていない場合は、カード容量がいっぱいになったら設定メニューの「フォーマット」でデータを消去しないと録画保存ができなくなります。
ループ録画の設定をしていても上書き不可のロック画像が蓄積されてカード容量がいっぱいになった場合はフォーマットで消去が必要です。
動体検知という設定はなんですか?
動体検知でフロントカメラの撮影範囲内で動くモノを検出すると録画を開始する機能です。
ドライブレコーダーは起動しているが録画していない状態のときに機能し、動体検知すると約1分30秒間録画(センサーが動体を検知し続けている場合は録画も継続)します。
リア&車内カメラ側は動体検知しません。
動体検知ONの場合は、起動と同時に録画を開始せず、動体検知してから録画となります。
動体検知モードの方が常時録画よりも録画する時間が少なくなりSDカードの書き込み回数を軽減できますが、個人的には車の始動と同時に録画した方が良いと思います。
Gセンサーという設定はなんですか?
急減速や衝突などで一定以上の重力加速度を検知すると撮影している動画ファイルを上書き不可としロックする機能です。
Gセンサーの感度は(オフ/低い/ミディアム/高い)と変更でき、高い方が小さな振動でもロックするようになります。
今の映像をロック保存したい
録画中に〔OK〕ボタンを押すとモニターにカギのマークが表示されて上書き不可のファイルとして保存されます。
スクリーンセイバーという設定はなんですか?
一定時間が経過するとモニターの表示を消す機能です。
オフ/1分/3分/5分と設定が可能ですが、録画状況の確認のためにも特に気にならなければOFFにして常時モニター表示をする方が良いと思います。
本体モニターで録画映像の再生をしたい
本体モニターで録画映像を確認するには、ドライブレコーダーの電源を入れて録画していない状態(録画の赤丸マークが出ている場合はOKボタンを押して停止)で〔メニュー〕ボタンを3秒長押しで手を離すとカメラモード、そこからさらに3秒長押しで手を離すと再生モードになります。
LED信号機は録画できますか?
LED信号機の録画にも対応しています、録画した映像を確認してみてLED信号機が無点灯やチラツキが気になる場合は、設定メニューの「周波数」の項目でお住まいの地域の周波数(東日本50Hz/西日本60Hz)を選択されているか確認して見て下さい。
フロントカメラの映像が白飛びします
設定メニューの「露出」の項目で数値を変更して映像を確認して見て下さい。
録画した映像で見ると前の車との車間距離が遠く見える
ドライブレコーダーは幅広い範囲を撮影できる広角レンズを使用しているため、肉眼で見た感じと録画映像では距離感が異なります。
私の体感だと録画映像では前走車(後続車)との距離が肉眼の1.5倍近くの距離に感じました。
前方・後方車両のナンバーは確認できますか?
フロントカメラは最高画質3840*2160P(4K画質Ultra HD 800万画素)での録画に対応していて、2カメラ設定〔2160P28FPS〕で録画した映像は車間距離を保って通常走行している場合でもナンバーの文字がキレイに読めるレベルで録画できました。(PC再生動画を拡大しても滲みも少なく綺麗です)
3カメラ設定〔1440P28FPS〕で録画した映像はドライブレコーダーの映像自体はキレイに映るのですが、車間距離を10m以上保って通常走行している場合の映像では前走車のナンバープレートの文字はハッキリとは確認できませんでした。(PC再生動画を拡大してみると滲みが多くボケる印象です)
3カメラ設定の場合も信号停止時など車間距離が短い状態ではナンバープレートの文字までキレイに確認できますし、すれ違う対向車のナンバーの文字も(再生を一時停止して)確認できました。
リアカメラは、信号停止時や、あおり運転のように後続車との距離が近い場合はナンバープレートの文字までキレイに確認できました。
車内カメラの映りも綺麗で、ガラス越しではありますがサイド・リアもある程度の撮影ができていました、車内カメラは左右首振りができないため運転席側の窓を重点的に撮影できないのは残念な点です。
リア(車内)カメラの映像は左右反転できますか?
ビデオ設定の項目でリア(車内)カメラ個別に変更が可能です。
あおり運転対策で付けたいのですがリアカメラの映りはどうですか?
リアカメラは、信号停止時や、あおり運転のように後続車との距離が近い場合はナンバープレートの文字までキレイに確認できました。
リアカメラは車外に取り付けできますか?
リアカメラは防水機能がないため車外への取り付けはできません。
リアガラスの内側(車内)に貼り付けて使用します。
リアカメラを接続せず、フロントカメラのみで使用できますか?
フロントカメラ本体のみで使用が可能です。
リアカメラを接続しなければ自動的に本体カメラのみのモードになります。
車内カメラも使わずにフロントカメラだけ撮影したい場合は解像度の設定で「2160P28FPS」を選択するとフロントカメラのみ録画できます。
解像度の選択について
リアカメラの接続有り無しに応じて解像度の設定項目が自動的に変更されます。
- □リアカメラ接続なしの場合
- ・2160P28FPS(フロントカメラのみ録画)
- ・2160P28FPS(フロント)+1080P(車内)▽2カメラ録画
- ・1440P28FPS(フロント)+1080P(車内)▽2カメラ録画
- ・1080P28FPS(フロント)+1080P(車内)▽2カメラ録画
- ■リアカメラ接続ありの場合
- ・1440P28FPS(フロント)+1080P(リア)+1080P(車内)▼3カメラ録画
- ・1080P28FPS(フロント)+1080P(リア)+1080P(車内)▼3カメラ録画
- ・2160P28FPS(フロント)+Rear1080P(リア)▽2カメラ録画
- ・2160P28FPS(フロント)+Inside1080P(車内)▽2カメラ録画
フロントのみ、もしくは2カメラ録画の場合は、フロントカメラは最高画質3840*2160P(4K画質Ultra HD 800万画素)での録画に対応しています。
車内カメラはモノクロで録画されますか?
昼間の明るい状態の場合はカラーで録画され、夜間はモノクロで録画されます。
車内カメラはSTARVIS IMX307センサーと4つの赤外線LED搭載により夜間でも撮影可能となっています。
本体モニターにに表示するアイコンマークについて
本体モニターに表示するアイコンのマークが何を意味するのかは、説明書のスクリーンの概要で確認できます。
SDカードをフォーマットして録画する前の状態でモニター右上に表示する数字はループなしでの残り録画可能時間を表示しています。
本体のモニターを消して使いたい
システム設定の「スクリーンセイバー」という項目で1分/3分/5分を選択して下さい。
最短で1分なので、どうしても1分間はモニターが表示します、モニターを消した状態で起動することはできません。
マイクロSDカード64GBでどれくらいの時間録画できますか?
正確な時間は分かりませんが、通常8GBのSDカードで約1時間の録画が可能といわれています、前後車内カメラの場合3倍の消費となりますから、64GBマイクロSDカードで約2.6時間ぐらいの録画が可能と思われます。
SDカードをフォーマットした状態でビデオモード(録画停止)で起動しモニター右上の撮影時間の数字を確認すると大体の録画可能時間が分かります。
容量の大きなマイクロSDカードを使えますか?
仕様では、512GBまで対応(書き込み速度U3以上のカードを推奨)となっています。
常に録画を繰り返しているドライブレコーダーのSDカードは劣化が早く消耗品扱いとされることが多いです、容量が小さいほど何度も繰り返し上書きすることになりますから、できるだけ容量が大きなSDカードを使うか、耐久性の高いpSLC方式のカードをオススメします。
音声録音をしたくない
常に映像のみを撮影し音声録音をしたくない場合はビデオ設定メニューの「音声記録」の項目で〔オフ〕を選択して下さい。
通常は音声録音をして、一時的にミュートしたい場合は本体の〔MIC〕ボタンを押すと音声録音を停止できます(もう一度ダウンを押すと音声録音開始)
GPSアンテナはついていますか?
GPS機能は本体に内蔵されており、別途部品を付ける必要はありません。
GPSモジュールはスイスのU-BLOXチップを搭載しています。
GPS設定のMPHというのはなんですか?
MPHはマイル毎時という速度表示です、日本ではKM/H(キロメートル毎時)を選択します。
日付と時刻は自動補正されるのでしょうか?
日付と時刻は、電源を入れたまましばらく待っていると自動的に補正されます。
USB端子のタイプは?
mini-USB(B)
デジタルカメラなどでよく見られる形状のUSB端子のストレートタイプです。
車のシガーソケットの空きがない
すでに他の機器をシガーソケットに接続していて空きがない場合は、シガーソケット分配器を使い増設、もしくはシガープラグを使わずに車両ヒューズから直接電源を取るドライブレコーダー用ケーブルもあります。
付属のシガーソケットケーブルの長さと太さは?
付属のシガーソケットケーブルの長さは約3.5m(直径3.5o)ありました
電源の電圧が24Vの車でも使えますか?
シガーソケットから電源を取るケーブルは12V/24V共用で5V出力となっていますから24Vの車でも利用できます。
ラジオにノイズが入る、カーナビ車載テレビの映りが悪くなった
利用者の声を聞くと、車種やAV機器の種類によりノイズの影響が大きい場合もあるようです。
私の車では気になることはありませんでしたが、一般の方が出来る対策としてはドライブレコーダーの取り付け位置もしくは干渉する他機器のアンテナ位置を変えるか、フェライトコアを追加してみるなどが考えられます。(フェライトコアは数百円〜で販売されています)
過熱保護機能について
YAZACO P3 Proは本体が高温になると段階的に機能制限をする過熱保護機能が付いています。
- @温度が55℃⇒液晶モニターとリアカメラがOFFになり、フロントと車内(1080p)だけ録画
- A温度が65℃⇒液晶モニターと車内カメラ&リアカメラがOFFになり、フロント(1080p)だけ録画
- B温度が70℃⇒液晶モニターとすべてのカメラがOFFになり本体電源もOFFになる
- C10分後に自動的に温度を計測し、温度が下がると再起動
まだ夏場の高温下で使用したことがないため経験はありませんが、炎天下の屋外で駐車した後などは、過熱保護で制限が掛かる可能性が高いように思います。
駐車監視の撮影をしたい
駐車場などで車を保管している際に撮影するには、別売りの電源ケーブルで接続することで常時撮影もしくはタイムラプス(コマ送り)撮影で駐車監視が可能となります。
ファームウェアHX_T820_YAZACO_415_JP_20200902_V1.0からタイムラプス(1秒間に1コマ撮影)での駐車監視に対応できるようにプログラム変更されています。
車のバッテリー電源回路に接続する過電流電圧保護・電圧監視機能付の24時間駐車監視用ケーブルを使います。
YAZACO ドライブレコーダー用 Mini USB電源直結コード 4.5m(左向き端子)
https://www.amazon.co.jp/dp/B07VRXP7FQ
- =製品仕様=
- 端子:L字mini USBコネクター
- 入力電圧:DC12V/24V
- 出力電圧:DC5V 2.1A
- 使用温度:-20℃〜80℃
- ケーブル長:4.5m
- 12V車種の低電圧保護→11.8V
- 24V車種の低電圧保護→23.6V
画像の端子形状が「左向き端子」です、左向き端子はリアカメラ端子と接触して少し強引に取り付けるカタチとなります、「ストレート」タイプでも取付け可能ですから好みに応じて選択して下さい。
ストレートの商品URLは、https://www.amazon.co.jp/dp/B085TDLK39
車両側に接続する配線は(黄/赤/黒)3本あり、接続方法により駐車監視の撮影方法が異なります。
@駐車監視の撮影はせず、単純にシガーソケットを使わずに車両電源に接続したい場合
〔BAT〕のシールが貼ってある黄色の配線を車両のACC(アクセサリー)電源に接続、〔GND〕黒色の配線を車両アースの配線もしくは車体ボディーに接続、〔ACC〕赤色の配線はつながなくてOK
A動画で24時間駐車監視したい場合
〔BAT〕のシールが貼ってある黄色の配線を車両の常時(12V/24V)電源に接続、〔GND〕黒色の配線を車両アースの配線もしくは車体ボディーに接続、〔ACC〕赤色の配線はつながなくてOK
動体検知で駐車監視したい場合は、設定で動体検知がオンになっていることを確認し、駐車して車から離れるときに手動でドライブレコーダーの録画を停止するようにします。
Bタイムラプス写真で24時間駐車監視したい場合
〔BAT〕のシールが貼ってある黄色の配線を車両の常時(12V/24V)電源に接続、〔ACC〕の赤色の配線を車両のACC(アクセサリー)電源に接続、〔GND〕黒色の配線を車両アースの配線もしくは車体ボディーに接続すると、エンジンを切ると自動的に駐車モードに入り、1秒間に1コマ撮影(タイムラプス撮影)となります。
ABの方法で24時間駐車監視をする場合は車両バッテリーの状態に影響を受けます
コマ送りのタイムラプス撮影にしたとしてもドライブレコーダー自体は24時間起動していることになりますから、車のバッテリーが弱り気味、たまにしか車を使わない、アイドリングストップその他バッテリー消費が大きな車などでは、低電圧保護でストップして撮影ができていなかったり、バッテリー消費によりエンジン始動が困難になる可能性もありますから注意して下さい。
電源直結コードを使わずに24時間駐車監視を行う方法
電源直結コードで接続したが車のバッテリーが上がってしまい撮影ができなかったり、毎日撮影する必要は無いが出掛けた際など時々駐車監視の撮影をしたい場合はモバイルバッテリーを使い撮影する方法をオススメします。
モバイルバッテリーにUSB接続しシガーソケット電源出力をできる変換アダプターを用意して、駐車監視撮影をしたい時だけモバイルバッテリーからドライブレコーダーに電源供給するという方法です。
変換ケーブルは安価で売られていますから、すでにモバイルバッテリーを持っている人であれば低予算で駐車監視が可能となります。
駐車監視のタイムラプス(1秒間に1コマ撮影)について
YAZACOドライブレコーダーのタイムラプス(1秒間に1コマ撮影)による駐車監視についてですが、実際に撮影した動画ファイルを確認してみても疑問に思うことが多く理解するのが難しいと思います。
私も完璧には理解できていませんが、メーカー工場に問い合わせて何となく理解できた範囲で解説しておきます。(もっと詳しい人いたら教えて頂けるとありがたいです)
まずは、実際に駐車監視でタイムラプス撮影したファイルを見てみましょう。
分かりやすいように赤枠・青枠で一括りにしています、ファイル末尾Aがフロントカメラ・Bが車内カメラ・CがリアカメラのMP4動画ファイルとなります。
まず、8時58分→9時28分のように30分間隔で一括りの動画ファイルが作られていることが分かります。
フロントカメラのAファイルだけ56秒で、BとCが1分になっているのは、フロントカメラのフレームレートは28FPSで、BとCのフレームレートは30FPSだからと言われました。
「フレームレート(FPS)」とは、1秒間の動画で見せる静止画の枚数(コマ数)のことらしい。
1分(60秒)の場合、30FPSなら1800枚の静止画となり、28FPSなら1680枚になります、静止画の枚数比率で考えると30FPSで60秒撮影するとき同時に撮影した28FPSは56秒分の静止画しか撮影できていないという考え方で良いのだろうか。
保存されたファイルを見ると30分間隔で1分間の動画を保存しているように見えますが、実際には30分を1分に圧縮しているようなイメージになります。
通常の1分ループで撮影の場合、1分の動画ファイルは30FPSなら1800枚の静止画で構成されています、それをタイムラプスの場合は1分の動画ファイルを60枚の静止画で構成している(1秒間に1コマ)
メーカーは、”保存する時に30個のファイルを1つに圧縮して動画ファイルとしている”と表現されていましたが、静止画の枚数を圧縮というのが私にはよく理解できませんでした。
私のイメージとしては、通常1秒間に30枚撮影するところを1秒間に1枚に減らして撮影し60枚の静止画で1分の動画を作っているということだろうと考えています。
上記画像のファイル構成を見ると、30分間隔で1分間の撮影がされているように勘違いしそうですが、青枠で一括りとしている動画ファイルは赤枠で一括り以降の30分間(8時58分→9時28分)を撮影したものを1分間の動画にまとめているということになります。
駐車監視は3カメラ同時撮影ですか?
通常3カメラ設定で撮影をしている場合は駐車監視も3カメラ同時撮影となります。
駐車撮影中に途中で電源が切れることがあるのですが
低電圧保護機能が付いていますから、12V車種→11.8V/24V車種→23.6Vで電源がOFFになります。
録画した映像をパソコンで見たい
メニューボタンを長押しで本体のモニターで録画映像を確認できますが、いかんせんモニターが小さくて見難いです、いざという時の予行演習のためにも録画映像をパソコンで確認する方法はマスターしておきましょう。
YAZACO P3 Pro ドライブレコーダーには専用のビュアーソフトがあります。
Windows用:https://drive.google.com/open?id=1EdHTl7lfJBqSE0AYCxZxjaH6BzKK0ky8
MAC用:https://drive.google.com/open?id=1URDfKhcGw_C24iBMEd86n4vnN1SOTbHi
もちろん専用のビュアーソフトを使わず、Windows Media PlayerなどMP4動画ファイルを再生できるパソコンソフトでも再生可能です。
Windows Media Playerでドライブレコーダーの映像を再生する方法
YAZACO P3 Pro ドライブレコーダーの録画映像を専用ビュアーソフトで見てみよう
YAZACO製ドライブレコーダーには「YIZHAN PLAYER」という専用のビュアーソフトが用意されており、前後カメラの映像を並べて再生したり、方位・緯度・経度データ、速度計の表示、GPSデータからGoogleマップに走行した軌跡も表示します。
今回は、Windows用の「YIZHAN PLAYER」を例にしてアプリのダウンロードから使い方まで紹介していきます。
「YIZHAN PLAYER」のインストール
YAZACOがGoogleドライブにアップしている「YIZHAN PLAYER」アプリをダウンロード
Windows用:https://drive.google.com/open?id=1EdHTl7lfJBqSE0AYCxZxjaH6BzKK0ky8
ダウンロードした「YIZHAN PLAYER」を開いて、LanguageはJapaneseでOKをクリック。
インストール先のフォルダを変更したい場合は参照をクリックして変更、
変更する必要がなければそのままインストールをクリック
完了をクリック
PCデスクトップにはアプリ起動用のショートカットが作られています。
YIZHAN PLAYERを削除する場合は、PCのプログラム管理からアンインストールできます。
YIZHAN PLAYERでドライブレコーダーの映像を再生してみよう
マイクロSDカードを取り外してSDカードリーダーでパソコンと接続しても構いませんが、今回はドライブレコーダー本体を付属のUSBケーブルでパソコンと接続してみました。
パソコンと接続したらスグに表示する画面で〔ディスク〕を選択してOKボタンを押します。
YIZHAN PLAYERを起動
フォルダのボタンをクリックし再生リストに動画を取り込みます。
動画ファイルが入っている〔Movie〕フォルダーを選択
再生リストに追加された動画ファイルは、各ファイル右端にあるゴミ箱のアイコンから個別で削除できます。
全てのファイルを削除する場合は〔クリアリスト〕→〔確認する〕をクリックすると全削除されます。
〔確認する〕は最終決定の削除ボタンですからご注意下さい
YIZHAN PLAYERの操作方法は直感的に分かるとは思いますが、大まかに解説しておきます。
動画を再生する場合は、各種ボタンが並んでいるコントロールパネルのフォルダボタンからファイルを指定して再生するか、画面右下の再生リストに読み込んだファイルをダブルクリックで再生します。
表示方法を切り替えるボタンを押すと、(前&車内&後/前のみ/車内のみ/後のみ)と画面表示が切り替わります。
撮影動画のみを大きな画面で見たい場合は全画面表示のボタンを押します、全画面からYIZHAN PLAYERの表示に戻すにはキーボードの〔Esc〕キーを押します。
実際に映像を見てみると、地図データや速度表示もありなかなかオモシロイです。
コマ切れになっているファイルが切り替わる際に動画の継ぎ目で一瞬背景のYIZHAN PLAYERのロゴが写り込むのが少し気になるかな。
普通は事故やトラブルの時にしか再生しないだろうから1分ループの録画で良いけど、ドライビングデータを撮影する場合はループ無しにして継ぎ目のない動画で再生すると良さそうです。
ループ録画で細かく分割されている映像ファイルを一つにまとめたい
分割されている映像ファイルを一つにまとめたいという場合、私は「AviUtl」という動画編集ソフトを使っていますが、初心者には難しいと思いますので動画ファイルの結合に特化したツールを紹介しておきます。
http://red.sakura.ne.jp/~anonymouse/unitemovie_usage.html
「UniteMovie」も圧縮フォルダーを解凍するだけで簡単に使えるフリーソフトです。
「UniteMovie」を使うにはPCにQuickTimeがインストールされている必要がありますが、Windows用のQuickTimeはすでにサポート終了しており脆弱性の問題もあるのでご注意下さい。
もし、QuickTimeをインストールするのであれば、通常インストールではなくカスタムインストールで「QuickTime Player」とオプション機能の「QuickTime Web Plug-in」「QuickTime Picture Viewer」「QuickTime for Java」を×にして「QuickTime Essentials」だけをインストールした方が良いです。
YAZACO P3 Pro ドライブレコーダーを使ってみた感想・評価
前回、評価レビューした2カメラタイプのX2 Proに続き、YAZACOの最上位モデルと思われる3カメラタイプのP3 Proドライブレコーダーを試してみました。
縦型の本体カメラは想像していたより少し大きな印象を受けましたが、ルームミラーとガラスの間に差し込むような感じで取り付けるとモニターやボタンの点灯がミラーに隠れて気にならずに済みました。
リアカメラのケーブルが太いのは取り回しを考えるとマイナスポイントです、シガーソケット電源を差し込んで配線を少し隠すだけでもよかった2カメラのX2 Proと比べると、3カメラのP3 Proは内張りをはがす量や手間を考えると作業の手間は結構掛かります。
予備のベースブラケットと両面テープの予備に加えて、痕跡なしシートというテープの糊残りに配慮した部品まで付属しているのは気遣いがあると思いました。
3カメラ録画時には1440P 28FPS(2.5K画質)ですが、2カメラ録画の場合は最高画質3840*2160P(4K画質Ultra HD 800万画素)対応で画質は非常に綺麗です、録画した映像をPCで拡大表示するとナンバーの文字まで滲みなくクッキリと拡大されるのには驚きました。
駐車監視のシステムについてはX2 Proと同じ仕様となっています、駐車監視のときも本体電源は常にONですから、車両バッテリーへの影響なども考えるとオススメはできず、必要なときだけシガーソケット変換ケーブルとモバイルバッテリーで駐車監視する方が良いと思います。
YAZACO X2 Pro ドライブレコーダーと同じく専用のビュアーソフトが使えるのは良いですね、定期的に映像を見るような使い方をする場合は、やはりGPS機能と専用のビュアーソフトがあるタイプをオススメします。
ドライブレコーダーをDIYで取り付けたいと考えている人にとっては、別体のリアカメラを取り付ける作業を自分で出来るかどうかがポイントになりそうです。
車内カメラと別体リアカメラは、用途がまったく異なると思いますから、あおり運転対策などでドライブレコーダーの取り付けを検討している人は、手間が掛かって大変だとしても別体リアカメラのタイプを取り付けた方が良いでしょう。
AmazonでYAZACO P3 Proのレビューを見てみると不良品に当たってしまった人も見掛けます、やはり国内メーカーと比べると中国メーカーのドライブレコーダーは当たり外れがあるような印象です。
Amazonで購入の場合は返品の手続きは簡単ですが、不良品に当たるのが心配な場合は国内メーカーのドライブレコーダーを購入した方が良いかも知れません。