リヤシートの背もたれを後に倒すと水平に近くなるので、画像の赤枠部分をクッションマットとテーブルのような 物で上手に埋めるとフラットフロアが作れそうな感じがしますね。
しかし、意外と収納スペースが取れません・・
いろいろ考えた結果、収納容量が大きく取れるようリヤシートの背もたれを前に倒した状態で床板を乗せる方法で製作したいと思います。
HOME > 軽キャンパー > 軽キャンパーキットType1 製作@
一応バモスホビオは純正でも全席のヘッドレストを取り外して背もたれを倒すとフルフラット?のような感じにはなりますね。
車中泊出来ないことも無さそうですが、段差が酷くて車中泊グッズのマットを敷いてもとても快眠できそうには有りませんが…
他にも、リヤシートを収納して段差と突起の問題を解決して…という方法も考えるかと思います。
その場合、床下収納が作れませんし、リヤシートを収納するには毎回フロントシートを前にスライドしてからリヤシートのヘッドレストを取外してシートを収納という手順で意外と面倒です。
軽キャンピングカーの車中泊キットとしては簡単設置というのも重要項目だと考えています。
という訳で他の方法を考えるのですが、今回は乗車定員を変更しませんからリヤシートを取外す訳にも行きませんから、逆にリヤシートを床として活用するという方向で検討して見ます。
リヤシートの背もたれを後に倒すと水平に近くなるので、画像の赤枠部分をクッションマットとテーブルのような 物で上手に埋めるとフラットフロアが作れそうな感じがしますね。
しかし、意外と収納スペースが取れません・・
いろいろ考えた結果、収納容量が大きく取れるようリヤシートの背もたれを前に倒した状態で床板を乗せる方法で製作したいと思います。
背もたれを前に倒すと荷室床面から背もたれ上面まで20cm位の高さがあるので結構な収納スペースが確保出来ます。
逆に背もたれを後に倒すと床面からの高さも低く倒した背もたれが邪魔して余り収納スペースが取れません。
しかし1つ問題が有って、画像で分かるように背もたれを前に倒してもシート上面は水平になりません、一応分かり易いように木を敷いて スラントルール を置いて見ました。
なんとかシート上面が水平になるように加工しましょう。
リヤシート後方のロックを外してシート自体を少し浮かせると水平面が作れますので、フラットバーと丸鋼で 専用アダプターを製作していきます。
これなんでしょう?
フラットバーを綺麗に曲げるための道具を作りました。
土台の方はネジで幅調整が出来るようになっていて、T型の棒は先端形状を変えることで曲がりの径・直角曲げなどに対応してます、これを 油圧プレス にセットしてフラットバーを曲げて行きます。
いろいろDIYしていると何かを製作するために道具を作ると言う事はよく有ります、知恵を絞って道具を作るのも楽しみの一つですね。
イメージとしてはこういう感じで曲げます。
コチラは丸みを持たせて曲げていて、
コチラは直角に曲げています。
T型棒の先端を丸鋼のまま使うか、直角に削っているかの違いです。
曲げたフラットバーと丸鋼を溶接してから塗装します。
溶接・塗装などは興味有る人も多いかと思いますので、そのうち整備日誌ページで特集して見ようかと考えています。
軽四バモスのリヤシート後部のロック部分にこのようにセットします。
本来のロック金具の丸鋼よりもアダプター先端の丸鋼部分が右上に位置しているのが分かりますかね?
リヤシートをアダプターにセットするとシート上面が水平になりました。
画像奥側シートがアダプターを取付けた状態で手前側シートはそのままの状態です。 角度の違いが良く分かるかと思います。
これで床板を敷く準備が整いましたので、リヤシート上面の高さを基準にして荷室側に軽キャンパーバモス車中泊キットを製作して行きます。