引き合い |
・設置場所、設置時期、予算の確認 ・システムの種類、規模の希望確認 |
事前調査 |
・機器設置場所、スペースの確認 ・建物構造、屋根仕様、屋根勾配、方位の確認 ・周辺環境(積雪、影、塩害など)の確認 ・周辺の建築物、樹木などの影が発電に影響を与えないか確認 ・モジュール表面での反射光が近隣に影響を与えないか確認 ・設計条件(防火基準、基準風速、積雪量、風致地区、その他条例など)の確認 ・電源系統の種別、仕様の確認 |
企画・設計 |
・用途負荷の想定:用途の想定、負荷量の想定 ・システム基本設計:アレイ容量の決定、システム構成の検討、 設置場所の選定、設置方法の決定、方位角・傾斜角の選定 ・太陽電池モジュールの選定、アレイ直並列の決定、架台の設計 ・周辺機器の選定:パワーコンディショナ、中継端子箱、分電盤、 積算電力量計、蓄電池、表示装置等、システム構成機器の選定 ・システム特性の計算:発電量予測 ・システム価格の試算:見積書作成 |
契約 | ・契約締結 |
電力申請手続き等 |
・電力会社への手続き:系統連系協議、系統連系申し込み、電力需給契約など ・所轄官庁への届出、申請が必要となる場合があります |
施工 | ・システムの設置工事 |
連系運転 |
・電力会社立会いのもと、システムの連系運転開始 (500kw以上の場合、使用前検査が必要です) |
維持管理 |
・日常点検、定期点検の実施 (システムの規模により、点検周期が定められている場合があります) |
※国・地方自治体から補助金の支給を受ける場合は、別途申請手続き等が必要です。
1社に見積りを頼んでそのまま施工まで行った場合は上記のような流れになりますが、高額な買い物となりますので他社と比較もせずに決定するのではなく数社で相見積もりを取るようにしましょう。
営業マンの押しに弱い、断るのが苦手という人は見積りを頼む時に『他社にも見積り依頼している』『興味は有るが設置するか分からない』と言っておいた方が断りやすいかも知れませんね。
最近はインターネットで数社同時に見積りを取ることもできますから、そういうサイトを利用するのも一つの方法でしょう。
全国対応となっていますが、それぞれの見積りサイトによって参加している業者が違ったりして自分の地域の業者が少なかったり(無かったり)しますから1つのサイトで完璧な見積りは難しいようです。
だいたいサイトの隅に参加企業を紹介しているページがありますから見積りを頼む前に自分の地域ではどの会社が参加しているのか確認した方が良いです。
ネット見積りの場合は家の図面から価格見積りをしますので、実際の現場状況によっては価格が上がる可能性がありますからあくまでも目安と考えた方が良いでしょう。
特に築年数が古い家屋で屋根を補強しないとパネル設置が困難、作業足場が組み難い場所などは大幅に価格が上がる可能性があります。
価格が安いからといって遠方の業者に頼むと、機器のトラブル故障時のアフターフォローが満足に得られない可能性もあり注意が必要です、故障時の対応・補償対応などは必ず確認しておきましょう。