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DIYガレージ自作について

DIY製作が好きな人なら一度は自分でガレージ建設をして見たいと思うのではないでしょうか?

ガレージとまでは行かなくても、バイク車庫・ガレージカーポート・簡易ガレージ・物置などが欲しいという人もいるかと思います。

最近は、「ガレージビルダー」というガレージ作りに関する本もあり、自作の参考にもなります。

ネットでは「自作物置 製作マニュアル」というのも販売されていて、建物のDIYに興味がある人も多いんだな〜と感じます。

「DIY ガレージ」「ガレージ 自作」などで検索すると結構自分で製作している人達がいて、なかには、住居まで自分で建設してしまうほどの猛者もいますね。

私も過去に2回自作しましたが、作業風景を全然撮影していなかったのが悔やまれます…

鉄骨フレームを溶接してシャッター付きですが、廃材・中古材を活用して結構安く作ることができました、1人で建てたので骨組みの製作やシャッター取付けは大変でしたけどね(苦笑)

自作ガレージ製作前にホームセンターやコンテナハウスなど見て回りましたが…
  • ホームセンターのイ○バの車1台分のシャッター付ガレージが35万+設置費
  • コンテナハウスは新品は高額ですが中古で少々ボロなら15〜25位+運搬費からという感じでした。

DIYが苦手な人は簡易ガレージ等を購入した方が良いでしょうけど、自作好きな人ならせっかく自分で建物を作るチャンスを見逃す訳には行きませんよね〜

ガレージを自作するにも色々な工法がある

DIYで多いのは工事現場でよく見かける足場パイプを利用した単管パイプガレージや2×4木材を利用した(ツーバイフォー工法)ガレージですね。

割と少ない道具で作れて必要な材料がホームセンターで手に入るから、初めての人には向いているのかな?と思いますが、意外と材料代は掛かるような感じがします。

足場パイプは単価は安いように感じますが強度を出すためには結構な本数が必要となり、1個数百円のクランプも大量に必要となったりします、壁・屋根を張り付けるのに垂木クランプで材木を取付けたりと、結構材料が必要ですので最初に必要量をシッカリ把握して材料費を計算した方が良いですね。

とりあえず四角い箱を作ってから足りない材料を順次買い足しながらコツコツ製作していると、最終的に結構な金額になってしったというオチになるかも?

後々建物を解体する必要が有る場合は単管パイプが良いかも知れませんし、温もりが有る木造が好きな場合はツーバイフォー工法が良いでしょう、1つの方法に固執せず色々な方向を検討した方が良いです。

私がDIYした建物の工法は

私は溶接機を持っているので中古鉄材を利用して製作しました、中古材は曲がりを修正したりと手間は掛かりますが、鉄材だと長さが足りない場合も溶接で繋いで伸ばせるので材料が無駄なく使えますし、頑丈な建物が安く出来ます。

製作を考えた当初、単管パイプも候補に入れていたので材料費を計算したのですが、単管である程度のサイズの建物を建てようとすると結構な本数が必要となり、結果的に鉄骨よりも費用が高くなると判断してやめました。

溶接機を持っていない場合でも、ボルト固定出来るように設計図を書いて鉄工所に連結部を製作依頼して組み立てだけ自分で行うという方法もアリかも知れませんね。

大きな建物だとユニッククレーンなどが無いと組立てが困難ですが、車1台分のガレージ位なら人力で組み立てられるかと思います。

鉄材は時期によって相場変動しますので数年前と現在では価格が全然違います、オリンピック前は特に値上がりがすごかったです、私が製作した頃は少し相場が上がり始めたぐらいの頃だったので鉄材を利用しましたが、現在製作するとなるとチョッと悩みますね〜

単管パイプとツーバイフォーを比較してみると

近くのホームセンターを覗いて見ると2010年9月現在で、単管パイプ1m単価500円位、2×4木材3.6mで700円(1m単価200円位)になりますので、ツーバイフォーの方が安く製作できるのかな〜

しかし2×4はパネルを作らないと強度が出ないと思いますから、コンパネも必要でコンパネサイズに合わせて柱も45cm間隔位で入れるとすると木材も相当な数になりそうですね、コンパネの上から屋根材や壁材を張るとなるとさらにかかる…

最近は、単管パイプ用の 差込式クランプ も売ってあるから、こういうのを上手に使うと綺麗に出来そうだな〜と思います、旧来の挟み込みクランプだとどうしても連結部の出っ張りが気になったりしますが差込式だとスマートに作れそうです。

基本的に90度連結みたいだから、屋根勾配が取れないのと強度を出すための筋交い部分は旧来のクランプが必要かとは思います、お値段が少し高いのが一番の難点か…

独自の工法を考えてみる

そこで面白い方法を考えたのですが、骨組みは2×4木材で連結部のみを鉄材で製作するハイブリッドタイプというのはどうでしょうか?

2×4の長さが3.6m位なので、1辺3.6mの四角形で方流れの屋根で製作するとして、上下4隅の連結部(合計8個)を2×4木材が差込めるように鉄材で製作しておいて木材を差込んで固定、下部4隅の連結金具にはアンカーボルトが打てるようにしておきます。

入り口以外の4面は連結金具同士をターンバックルを利用して筋交いを入れて強度を出す。

鉄骨フレームをフル溶接で製作した時も、筋交いを入れる前は結構建物が揺れましたが細い鉄筋のターンバックルを入れただけで建物がガッシリしてビックリしました。

この時点で2×4を11本使用、あとは外壁をどうするか? ビニールシートで構わない場合はそのままシートを被せて固定、屋根材・壁材を張りたい場合はそのままではスパンが広くて張れないから柱の間に2×4を追加し、柱と追加した木材に屋根壁材を直接張り付けていくという感じです。

2×4の長さが3.6mで販売してあることが多いので乗用車を収めるとなると長さが足りないから、連結金具を12個製作して長くする必要が有るでしょうね。

軽自動車やバイク倉庫などであれば延長しなくても良いかな?逆にサイズを小さくする場合は2×4木材をノコギリで切るだけなので良いと思いませんか?

ガレージ屋根壁材もガルバ波板なら結構安いです、私はガレージ屋根と壁をガルバで明かり取り部分だけポリカを利用しました。

ホームセンターでは在庫してないかもしれませんが、オシャレなカラーガルバ波板もありますから壁面はそういう物を利用すると結構オシャレに見えるかも知れませんね、全面シルバーだとどうしても倉庫っぽい感じになりますので、母屋との見た目のバランスなども考慮して多少費用が掛かっても似合うような材料を使用するという方法もあります。

屋根は余り見えないので気にならないかと思いますが壁面はよく目に付きますので…木材はブラウン系の防腐剤を十分に塗布しておき連結金具もブラウン系で塗装しておくとバランス良いかもね。

ざっと計算して3.6m四方でガルバ波板屋根でカーポート風だと、材料費は6〜8万位で収まるかな〜と思います。

地面の状態によって下準備も必要ですね、砂利・土の上に直接は難しいでしょうから…ベースが2×4なので壁を張ったり扉を付けたり等も日曜大工で楽しみながら加工していくのも良いかと思います。

せっかく面白いアイデアが出たので試しに製作してみたいですが建てる場所が有りません(笑)

だれかこのアイデア利用してガレージ製作してみませんか? 頭の中のイメージでは上手く行くはずですが実際に製作してみたらどんな感じになんだろうか…

ガレージ自作を考えている人が居られれば御知らせ下さい、気が合いそうだったらお手伝いしますよ!と言っても余りにも遠方の人に手伝ってくれと言われても困りますが…

地盤の準備と2×4に防腐剤塗布が出来ていれば、連結金具とターンバックルを事前に用意して行けば1日で製作できそうな気がしますけど、実際やってみないと分かりませんね。

「格安でできるガーデンハウス製作ノウハウ」

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