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GreenGee ドライブレコーダー 前後カメラ付きの使い方・設定方法まとめ

GreenGeeドライブレコーダーの取扱説明書が分かり難い

前後カメラが一体式になっていて便利そうなドライブレコーダーを購入したのだが、付属している説明書と本体のメニュー表示が機械翻訳したようなデタラメな日本語で分かり難い…口コミやレビューを見てもよく分からないということで実際にイロイロ操作してみて分かった使い方と設定方法をまとめておくことにします。

購入したGreenGeeドライブレコーダーの紹介
GreenGee ドライブレコーダー 前後カメラ付き

GreenGee ドライブレコーダー 前後カメラ付き 1080P

フロントガラスに吸盤で取付けてシガーソケット電源をさすだけで使え、前後カメラ付き(後ろは室内メインでリアガラス越しに後方も映るといった感じ)

この機種にあと付けでリアカメラの接続はできませんから、あおり運転対策で後方車両の撮影をしたい場合はリアカメラ別体のタイプをオススメします。

GreenGee ドライブレコーダーの価格変動

https://www.amazon.co.jp/dp/B083W4TW42

Amazonのタイムセールを狙って5083円で購入しました。

前後カメラでマイクロSDカード32GB付きで5000円台という価格は他社類似モデルよりは安いと思います。

GreenGee ドライブレコーダー操作ボタン

販売ページの写真を見ると操作ボタンの説明があります。

この写真では「左」と書いてあるのに取扱説明書では「アップ」と書いてあるのも分かり難さの原因の一つ。

「左」→「アップ」で「右」→「ダウン」これは最初におぼえておきましょう。

Amazonでは同じ商品を複数の出品者が販売していることがあります、今回はショップ名からしてGreenGee正規販売と思われるGREENGEESUPERSHOP-JPから購入しています。

販売ページに記載されていたGreenGeeドライブレコーダーの仕様

販売ページの記載から抜粋して紹介しますが、間違いがチラホラありそうな感じですから参考程度にした方が良さそうです。

  • ・フロント&車内カメラ:1.5インチディスプレイ搭載
  • ・フロントカメラ1920×1080P/30FPS、車内カメラ1280×720P/25FPSで同時に録画
  • ・4つの赤外線ライトとF1.8大口径レンズを採用し、暗い環境でも鮮明に録画
  • ・フロントカメラは170°の広角撮影で4〜5車線を同時に撮影
  • ・車内カメラは140°で車内を撮影
  • ・古いファイルに自動的に上書きしながら録画するループ録画機能
  • ・衝撃を受けるとその瞬間の録画データを上書き不可にするGセンサー
  • ・駐車時に車に衝撃が加わったり人影を検知すると自動的に起動し録画
  • ・ディスプレイ:2.45インチLCD 解像度:3860*2160(前面)
  • ・フロントカメラ:フロントカメラ170° 、F1.4大口径6ガラスHDレンズ
  • ・動画ファイル形式:MOV
  • ・スクリーンセーバー:あり
  • ・音声録音:あり
  • ・電源:DC 5V / 0.8A
  • ・ストレージ:Micro SDカード32-64GB クラス10以上(32GB SDカード付属)
  • ・駐車監視機能は内蔵バッテリーで約24時間の使用が可能
  • ・エンジンをかけると起動し、エンジンを切るとにOFFになります。

製品に付属している説明書の仕様では

  • ・レンズ角度:130°
  • ・画像フォーマット:JPEG
  • ・保管温度:-20〜70℃
  • ・操作温度:0〜50℃

撮影できる角度の表記が違うのは気になりますね、ちなみに外箱には170°と記載されていました、実際に録画した映像を見た感じでは170°未満のような印象でした。

Amazonの販売ページの説明は書き替えられることが多々あります、以前はGPS搭載と表示がありましたが、2020年8月現在ではGPSなしのモデルとなっています。

届いたGreenGeeドライブレコーダーを開封してセット内容を確認
GreenGee ドライブレコーダーを開封

外箱のパッケージには目立つヨゴレや傷が付いていました、Amazonのガイドライン的には中古で出品すべきかも知れませんね。

ドラレコ本体に吸盤が付いた取付け台、シガーソケットから電源を取るケーブルに、PC接続用のUSBケーブル、マイクロSD32GB、取扱説明書、ケーブルを車の内装に入れて隠す時に使うと思われる工具とケーブル固定用クリップのようなモノも付属していました。

ドライブレコーダーと取付ステーを接続

本体と吸盤の取付土台の接続部はこのようなカタチ。

一方向からのみ差し込めるようになっています。

少し固めの勘合で簡単に外れてしまうようなことは無さそうです。

※頻繁に取り外すと摩耗で勘合が緩くなる可能性あるので注意しましょう

ドライブレコーダーの向きを調整

取付けステーは上下・左右の調整ができます。

実は、購入する際の候補として両面テープで直接ガラスに貼り付けるタイプも検討していたのですが、左右調整を重視して吸盤タイプにしました。

左右調整が必要な理由は、

海外製のドライブレコーダーは左ハンドルの車両を基準で設計されていることが多く、この機種においてもリアカメラは右側に付いています。

フロントガラスにドライブレコーダーを取り付け

フロントガラスの真ん中にはバックミラー(ルームミラー)が取り付けられているため、リアカメラのレンズがルームミラーで隠れない位置に取り付けないと後方が撮影できません。

ミラーの右側に取り付けると視界に入って気になりますし、ミラーの下に取り付けるのは法令で定められているガラス高さの20%以内の範囲というのをクリアできない可能性が高いです。

リアカメラのレンズが見える範囲まで左にずらすとガラスの湾曲により中央よりも左側を多く撮影してしまいますから本体の左右調整で撮影範囲を修正したいのです。

ドライブレコーダー取付けステー

ドライブレコーダーをガラスに固定するには取付けステーの頭を回すと吸盤がガラスに吸い付くような構造になっています。

経験上、中華系のパーツは樹脂や吸盤の劣化が早いと感じていて、この取付けステーの寿命が気になるところです。

ドライブレコーダーにSDカードを挿入

付属のマイクロSDカード32GBは本体横に挿入します。

対応するのは、Micro SDカード32-64GB クラス10以上となっていますが、この手の商品は容量オーバーでも認識することもありますから大容量のカードで試してみたいですね。

SDカード取付け部の上にある穴は初期化するリセットボタン

ドライブレコーダーの操作ボタン

ドライブレコーダーの操作ボタンは本体下部にあります。

左から順に、〔電源〕〔OK〕〔アップ〕〔メニュー〕〔ダウン〕

左の矢印を〔アップ〕と表現するあたりが日本人にはとっつきにくいかな。

販売ページの写真でも矢印は〔左〕〔右〕で書いてありますし……

ドライブレコーダーの後方カメラ

ドライブレコーダーの本体右側をひねるとリアカメラで後方の撮影ができます。

室内撮影メインの車載カメラという位置づけかと思いますけど、リアガラス越しに後続車両の動きなどが確認できる程度の撮影は可能でした。

リアカメラレンズの周りにある4つの小さな丸いモノが補助光となる赤外線ライトです。

ドライブレコーダー取付け工具

たぶんこれはドライブレコーダーの配線を車の内貼りに隠すときに使う工具なのだろう……

両面テープが付いた配線固定クリップのようなモノも4個入っていました。

GreenGeeドライブレコーダーの起動と基本操作

本体をフロントガラスに固定する前に正常に動くのか起動テストをしてみましょう。

付属のケーブルを使い車両のシガーソケットにつなぐか、PCのUSBに接続、5Vの充電アダプタなどに接続してやると自動的にドライブレコーダが起動します。

どのような設定項目があるのかは後でまとめて説明をするとして、とりあえず本体のディスプレイでどのように表示するのか画像を貼っておきます。

ドライブレコーダー設定画面

左上に再生マークと工具マークの二つのタブがあり、レコーダーに関する項目・本体設定に関する項目みたいな感じで大まかに分かれているようです。

本体のメニューボタンを1回押すと再生マークの設定が開き、もう一度メニューボタンを押すと工具マークの設定が開きます。

画面の左上に赤丸マークが表示されている場合は録画中のためメニューボタンを押しても設定は開きません、録画中の場合はOKボタンを押し録画停止してからメニューを押して下さい。

ドライブレコーダー解像度の設定

たとえば解像度の項目を選択した状態でOKボタンを押すと該当項目の選択肢が表示します。

再生アイコンの下に各種項目が並びその下に選択肢があるというイメージです。

選択肢の変更は〔アップ〕〔ダウン〕で行い〔OK〕で決定すると選択肢画面から各種項目の画面に戻ります。

選択肢の項目で〔メニュー〕を押した場合も各種項目の画面に戻ります。

ドライブレコーダー設定項目

各種項目の選択肢のなかでよく出てくるコチラ

なんでこういう翻訳になっているのか分かりませんけどまぎらわしいですね。

〔オフにし〕→〔OFF〕

〔オープン〕→〔ON〕

このように考えて下さい。

ドライブレコーダー設定項目

こちらはなんとなく分かりますよね。

〔オフにし〕→〔OFF〕

〔1分〕→〔1分〕

〔3微小な〕→〔3分〕

〔5微小な〕→〔5分〕

ちなみに画面左上の工具マークの背景色が一つ上の画像と違うのが分かりますかね?これが工具マークの設定ページを開いているときのアイコン表示となります。

ドライブレコーダー言語切替え

英語が得意な人は言語設定で英語表示に切り替えて確認して見て下さい。

ドライブレコーダー日時設定

ドライブレコーダーの日付と時刻設定は必ずしておきましょう、定期的に時間のズレが無いかも確認しておきたいですね。

ドライブレコーダーSDカードフォーマット

本体設定から〔フォーマット〕→〔確認してください〕→〔OK〕でフォーマットができます。

新品のカードもフォーマットしてから使うように記載されていましたが、何もせずに挿入しても撮影は記録されていました。

基本的に上書きループ録画となっていますが、ロック保存される動画が増えてくるとカード容量不足となりますからフォーマットの仕方は必ず確認しておきましょう。

GreenGee ドライブレコーダー バージョン

今回紹介している GreenGee ドライブレコーダーのバージョンは

FH-5X-20200623

バージョンが異なると、このページで紹介している表示と違う可能性がありますからご注意ください。

ドライブレコーダー録画状態

画面左上の赤丸が録画中のマークで右上に録画時間を赤文字で表示しています。

画面右上の1/4ぐらいが少し白っぽく映っている部分がリアカメラの映像となります。

前後どちらの映像をディスプレイに表示するかは〔アップ〕ボタンを押すことで「前」「後」「前後半分づつ」「前&画面1/4後ろ」と切替えできます。

本体ボタンと設定メニュー項目一覧
  • ■本体ボタン(左から順に)
  • ・電源
  • ・OK(録画/停止)
  • ・←(アップ/巻き戻し/カメラ「前・後・前&後」の切り替え)
  • ・MENU(設定メニュー/2秒長押しでカメラ・再生モード切替え/設定時の戻るボタン)
  • ・→(ダウン/録音OFF/早送り/駐車モードのショートカット)
  • ■録画モード時の再生マークのタブ
  • ・解像度→(1080FHD/720P/VGA)
  • ・ループ録画→(オフにし/1分/3微小な/5微小な)何分ごとのファイルで保存するか
  • ・高動的範囲→(オフにし/オープン)HDR(ハイダイナミックレンジ)で広い明るさの幅を表現
  • ・露出→(+3/+2/+1/0/-1)映像が白飛びする場合に調整
  • ・動き検出→(オフにし/オープン)撮影範囲で動くものがあれば録画する
  • ・記録→(オフにし/オープン)音声記録
  • ・日付表示→(オフにし/オープン)
  • ・重力センサ→(オフにし/オープン)急ブレーキ・衝突などGを感知し録画ファイルのロック
  • ・ガード付き駐車→(オフにし/オープン)駐車時キーOFFの状態で振動を検知し録画
  • ・ナンバー→(オフにし/オープン)車両ナンバー登録表示(日本語非対応)
  • ■工具マークのタブ
  • ・液晶の明るさ→(オフにし/30S/1分/2微小な)モニター表示をOFFにするスクリーンセイバー
  • ・自動遮断→(オフにし/1分/3微小な/5微小な)録画していない状態のとき本体電源をOFF
  • ・周波数→(50hz/60hz)
  • ・電子音→(オフにし/オープン)ボタン操作音
  • ・言語→(筒体中文/繁体中文/日本語/English/韓国語/francais/Deutsch/Italiano/pyccknn/Thai/Espanol)
  • ・日付設定
  • ・フォーマットSDカードの録画データを消去しフォーマット
  • ・デフォルト初期設定に戻す
  • ・バージョンプログラムソフトウェアのバージョン
  • ・補助光→(オフにし/オープン/自動)リア(室内)カメラの光量が足りない時に補う機能
  • ■カメラモード時の再生マークのタブ
  • ・解像度→(VGA640×480/1280×720/1920×1088/2048×1600/2592×2016
  • /3456×2480/3648×2800/4032×3040)
  • ・手ぶれ→(オフにし/オープン)
  • ・日付表示
  • ■再生モード時の再生マークのタブ
  • ・削去→(現在のファイル/すべてのファイル)
  • ・保護→(カレントファイルの保護/現在のファイルの保護を解除/すべてのファイルを保護/すべてのファイルの保護を解除する)カレントファイルとは現在開いているファイル
  • ・スライドショー→(2秒/5秒/8S)

以上がメニュー設定の項目と大まかな説明となります。

次に、はじめて使うときにつまづきそうなポイント等をQ&A方式でまとめておきます。

  • Q&A 【目次】
  • ・設定をしなくても電源を差し込むだけで録画できますか?
  • ・設定メニューの画面が開きません
  • ・電源が入ってしばらくすると再起動を繰り返す
  • ・電源を入れてもしばらくすると画面が消えます
  • ・ループ録画という設定はなんですか?
  • ・マイクロSDカードの容量がいっぱいになった
  • ・高動的範囲という設定はなんですか?
  • ・動き検出という設定はなんですか?
  • ・重力センサーという設定はなんですか?
  • ・今の映像をロック保存したい
  • ・ガード付き駐車という設定はなんですか?
  • ・車両ナンバーに漢字の登録ができません
  • ・液晶の明るさという設定はなんですか?
  • ・自動遮断という設定はなんですか?
  • ・本体モニターで録画映像の再生ができません
  • ・信号機が点滅して録画されます
  • ・リア(室内)カメラの画面が暗く撮影されます
  • ・フロントカメラの映像が白飛びします
  • ・録画した映像で見ると前の車との車間距離が遠く見える
  • ・前方・後方車両のナンバーは確認できますか?
  • ・リア(室内)カメラの映像が左右反転すると聞いたのですが
  • ・あおり運転対策で付けたいのですがリアカメラの映りはどうですか?
  • ・別途リアカメラを購入して取り付けたい
  • ・本体のモニターを消して使いたい
  • ・付属のマイクロSDカード32GBでどれくらいの時間録画できますか?
  • ・容量の大きなマイクロSDカードを使えますか?
  • ・音声録音をしたくない
  • ・GPS機能は付いていますか?
  • ・日付と時刻は自動補正されるのでしょうか?
  • ・USB端子のタイプは?
  • ・電源ケーブルに付いている筒状の出っ張りはなんですか?
  • ・車のシガーソケットの空きがない、電源ケーブルの長さが足りない
  • ・電源の電圧が24Vの車でも使えますか?
  • ・ラジオにノイズが入る、カーナビ車載テレビの映りが悪くなった
  • ・駐車監視の衝撃感知の感度調整はできますか?
  • ・録画した映像をパソコンで見たい
設定をしなくても電源を差し込むだけで録画できますか?

車のキーON/OFFに連動し、録画・シャットダウンとなる仕様のため車両からドライブレコーダーに電気が流れると同時に強制的に録画モードで起動しますからとりあえず録画は可能ですが、録画映像の確認をして各種設定をオススメします、とくに日時設定は必ず行いましょう。

起動と同時に録画させない方法が見当たりませんから、キーONのたびに録画されるのがイヤな場合はシガーソケットを抜いておくかシガーソケットから本体間にスイッチを増設するなど工夫が必要です。

設定メニューの画面が開きません

録画状態ではメニューボタンを押しても設定メニュー画面は開きません、モニター左上に赤丸の録画マークが出ていたら〔OK〕ボタンを押し録画停止してから〔メニュー〕ボタンを押して設定画面を開きます。

電源が入ってしばらくすると再起動を繰り返す

電源ケーブルの接触不良が考えられます、シガーソケット用ケーブルで車につないだとき、USBケーブルでPC接続したとき、どちらか一方だけ不具合が出るならケーブルの不良、どちらも症状が同じならば本体故障の可能性があります。

電源を入れてもしばらくすると画面が消えます

自動的に画面を消すスクリーンセイバー機能がONになっていませんか?

設定メニューの工具マークのタブを開き「液晶の明るさ」の項目で〔オフにし〕を選択すると画面は常に表示した状態となります。

ループ録画という設定はなんですか?

マイクロSDカードの容量がいっぱいになったら古いデータから順に上書き保存する録画方法です。

設定メニューの「ループ録画」の項目で、ループ録画しない/1分毎の動画/3分/5分と選択ができます。

マイクロSDカードの容量がいっぱいになった

ループ録画をする設定にしていない場合は、カード容量がいっぱいになったら設定メニューの「フォーマット」でデータを消去しないと録画保存ができなくなります。

ループ録画の設定をしていても上書き不可のロック画像が蓄積されてカード容量がいっぱいになった場合はフォーマットで消去が必要です。

高動的範囲という設定はなんですか?

HDR(ハイダイナミックレンジ)で広い明るさの幅を表現する機能のことで、フロントカメラに搭載されています。

HDR映像では明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写が可能になります。

動き検出という設定はなんですか?

動体検知でカメラの撮影範囲内で動くモノを検出すると録画を開始する機能です。

ドライブレコーダーは起動しているが録画していない状態のときに機能し、動体検知すると約5秒間録画します。

通常の設定であれば車のキーONにあわせてドライブレコーダーは録画状態となっていますから個人的にはこの機能の必要性を感じません。

重力センサーという設定はなんですか?

急減速や衝突などで一定以上の重力加速度を検知すると撮影している動画ファイルを上書き不可としロックする機能です。

Gセンサーの感度を調整する機能はありません。

今の映像をロック保存したい

録画中に〔メニュー〕ボタンを押すとモニターにカギのマークが表示されて上書き不可のファイルとして保存されます。

ガード付き駐車という設定はなんですか?

駐車場などで車を保管している際に、ドライブレコーダーが起動していなくても衝撃を感知して自動起動し録画する機能です。

ドライブレコーダーの内蔵バッテリー残量がある場合にのみ機能します、自動起動には約7秒の時間が掛かり30秒間録画してシャットダウンします。

衝撃の感度を調節する機能はありません。

車両ナンバーに漢字の登録ができません

ナンバー登録に使える文字は、アルファベットと数字のみとなっています。

液晶の明るさという設定はなんですか?

モニターの表示を消すスクリーンセイバー機能です。

OFF/30秒/1分/2分と設定が可能ですが、録画状況の確認のためにも特に気にならなければOFFにして常時モニター表示をする方が良いと思います。

自動遮断という設定はなんですか?

一定時間でドライブレコーダーの電源をOFFにする機能です。

録画中には自動遮断は行われません、起動しているが録画していない状態のときに働く機能です。

本体モニターで録画映像の再生ができません

本体モニターで録画映像を確認するには、ドライブレコーダーの電源を入れて録画していない状態(録画の赤丸マークが出ている場合はOKボタンを押して停止)で〔メニュー〕ボタンを2秒以上長押しすると再生モードになります。

信号機が点滅して録画されます

録画した映像を確認すると点灯している信号がチカチカと点滅して録画されていることがあります、その場合は設定メニューの「周波数」の項目でお住まいの地域の周波数(東日本50Hz/西日本60Hz)を選択すると正常に録画されるはずです。

リア(室内)カメラの画面が暗く撮影されます

リア(室内)カメラには4つの赤外線ライトが搭載されています。

設定メニューの「補助光」の項目を確認し〔自動〕もしくは〔オープン〕を選択して映像を確認して見て下さい。

フロントカメラの映像が白飛びします

設定メニューの「露出」の項目で数値を変更して映像を確認して見て下さい。

録画した映像で見ると前の車との車間距離が遠く見える

ドライブレコーダーは幅広い範囲を撮影できる広角レンズを使用しているため、肉眼で見た感じと録画映像では距離感が異なります。

私の体感だと録画映像では前走車との距離が肉眼の1.5倍近くの距離に感じました。

前方・後方車両のナンバーは確認できますか?

ドライブレコーダーの映像自体はキレイに映るのですが、広角レンズの距離感の違いもあり車間距離を保って通常走行している場合の映像では前走車のナンバープレートの文字は認識できませんでした。

信号停止時など車間距離が短い状態ではナンバープレートの文字がキレイに認識できます。

リアカメラは停車時に後続車のナンバーは隠れることが多く走行時・停止時ともにナンバーの文字は認識できませんでした。

リア(室内)カメラの映像が左右反転すると聞いたのですが

YouTubeなどにアップされているGreenGeeドライブレコーダーの撮影動画をみると右ハンドルの車なのに左ハンドルのように映像が反転されているものが見受けられますが、2020年8月に購入したバーション(FH-5X-20200623)では反転されることなく正常に表示しています。

あおり運転対策で付けたいのですがリアカメラの映りはどうですか?

リアカメラはあくまでも室内カメラという位置づけです、リアガラスの面積が広い車種であれば純正スモークのプライバシーガラスでもある程度は後続車の撮影が可能ですが、ナンバーや運転者までは認識できないレベルです。

あおり運転対策で考えているならリア専用カメラ付きのドライブレコーダーをオススメします。

別途リアカメラを購入して取り付けたい

GreenGeeドライブレコーダーにはリアカメラを接続できる端子が見当たりませんからカメラの増設は不可と思われます。

本体のモニターを消して使いたい

メニュー設定の「液晶の明るさ」という項目でスクリーンセイバーの設定をして下さい。

最短で30秒なので、どうしても30秒はモニターが表示します、モニターを消した状態で起動することはできません。

付属のマイクロSDカード32GBでどれくらいの時間録画できますか?

正確な時間は分かりませんが、通常8GBのSDカードで約1時間の録画が可能といわれています、前後カメラの場合2倍の消費となりますから、付属の32GBマイクロSDカードで約2時間ぐらいの録画が可能と思われます。

容量の大きなマイクロSDカードを使えますか?

仕様では、64GBまで対応となっています。

利用者のレビューでは、32GB以上は認識しなかったという声や、128GBを取り付けて使用しているという声もありましたから、カードの相性の問題もあり実際に試してみないと分からないという感じです。

音声録音をしたくない

常に映像のみを撮影し音声録音をしたくない場合は設定メニューの「記録」の項目で〔オフにし〕を選択して下さい。

通常は音声録音をして、一時的にミュートしたい場合は本体の〔ダウン〕ボタンを押すと音声録音を停止できます(もう一度ダウンを押すと音声録音開始)

GPS機能は付いていますか?

以前は、同じような形状でGPS付きのモデルがあったようですが、2020年8月に購入したバーション(FH-5X-20200623)ではGPS機能は付いていませんでした。

日付と時刻は自動補正されるのでしょうか?

日付と時刻は手動で設定する必要があります、時刻の誤差が生じた場合も手動で補正します。長期間エンジンを始動しない場合はドラレコ内蔵バッテリーの残量がゼロになり、再度日付から設定をしなければならない可能性がありますから気をつけて下さい。

GPS機能が付いている機種の場合はGPS信号により日時を自動設定するタイプもありますから、日時設定を面倒に感じる場合はGPS機能付きのドライブレコーダーの購入をオススメします。

USB端子のタイプは?
ドライブレコーダーのUSB端子形状

mini-USB(B)

デジタルカメラなどでよく見られる形状のUSB端子です。

フロントガラスの上部に本体を取り付けることが多いため天井に当たり難いL型端子となっています。

電源ケーブルに付いている筒状の出っ張りはなんですか?
ドライブレコーダーの電源ケーフルの筒状の出っ張り

フェライトコアと呼ばれる筒状のものが取り付けられています(取り外しは不可)

フェライトコアは電子回路に取り付けるノイズ対策の部品です。

車のシガーソケットの空きがない、電源ケーブルの長さが足りない
シガーソケット分配器、ドライブレコーダーの延長ケーブル

すでに他の機器をシガーソケットに接続していて空きがない場合は、シガーソケット分配器を使い増設、もしくはシガープラグを使わずに車両ヒューズから直接電源を取るドライブレコーダー用ケーブルもあります。

付属の電源ケーブルも十分な長さがありますからセンターコンソールからフロントガラスへの取り付けであれば長さが足りなくなるケースは少ないと思いますが、もしも足りない場合はシガーソケットを延長するケーブルの利用を検討して見て下さい。

電源の電圧が24Vの車でも使えますか?

シガーソケットから電源を取るケーブルは12V/24V共用で5V出力となっていますから24Vの車でも利用できます。

ラジオにノイズが入る、カーナビ車載テレビの映りが悪くなった

私の車では気になることはありませんでしたが、利用者の声を聞くとノイズが入ったりキーレスが不調になったケースもあるようです、一般の方が出来る対策としてはドライブレコーダーの取り付け位置もしくは干渉する他機器のアンテナ位置を変えるか、フェライトコアを追加してみるなどが考えられます。(フェライトコアは数百円〜で販売されています)

駐車監視の衝撃感知の感度調整はできますか?

設定メニューの「ガード付き駐車」の項目にはON/OFFしかなく、感度調整はできません。

録画した映像をパソコンで見たい

GreenGee ドライブレコーダーには専用のビュアーソフトがありません。

パソコンで映像を確認したい場合は、Windows Media PlayerなどMOV動画ファイルを再生できるパソコンソフトを使い再生して下さい。

GreenGee ドライブレコーダーの録画映像をパソコンで見てみよう

メニューボタンを長押しで本体のモニターで録画映像を確認できますが、いかんせんモニターが小さくて見難いです、いざという時の予行演習のためにも録画映像をパソコンで確認する方法はマスターしておきましょう。

本体からマイクロSDカードを取り外してSDカードリーダーでパソコンと接続しても構いませんが、今回はドライブレコーダー本体を付属のUSBケーブルでパソコンと接続する方法で解説していきます。

ドライブレコーダーをパソコンと接続

接続するとこのような表示が出ます。

マスストレージ→(ストレージ接続)

PCカメラ→(PCのWEBカメラ)

記録方式→(PCから電源供給で動作)

PCのWEBカメラとして使うには別途アプリが必要なようです。

今回は動画ファイルにアクセスしたいのでマスストレージを選択してOKボタンを押します。

ドライブレコーダーの保存ファイル

パソコン側で操作をし、リムーバルディスクとして認識しているドライブレコーダーのフォルダを開きます。

DCIMフォルダ内の1フォルダがフロントカメラの録画映像、2フォルダがリア(室内)カメラの録画映像です。

ドライブレコーダーのMOVファイル

1フォルダを開いてみると、ループ録画で設定した時間で分割されたMOVファイルが入っています。

同じタイミングで撮影した動画ファイルの名称は前後で共通となります。

・前(1)VID_2020829_080725

・後(2)VID_2020829_080725

このようにフォルダーが違うだけでファイル名は同じ

Windows Media Playerを起動

Windows Media Playerを起動します。

先ほど確認したドライブレコーダーのMOVファイルをまとめてドラッグ&ドロップし再生リストに追加します。

フロントカメラ用の1フォルダとリア用の2フォルダをまとめてリスト追加すると再生時に見難くなりますからフロントとリアは別リストとして再生した方が良いです。

Windows Media Playerツールバーを表示

数分単位で分割された映像を順番に開くのは手間なので連続再生するように設定します。

ツールバーが表示されていない場合は、ツールバー付近でマウスを右クリックするとツールバーを表示という項目が現れます。

Windows Media Player連続再生の設定

ツールバーの再生タブから〔連続再生〕にチェックを入れます。

Windows Media Playerリストを並べ替える

再生してみて自分が走行した順番に再生しない場合はリストを並べ替えます。

〔リストの並べ替え〕→〔タイトル〕で並べ替えると走行順に再生されると思います。

ドライブレコーダーの前後カメラ映像を同時に見たい

複数の動画をまとめて再生できるツールを利用することで前後カメラ映像を同時に確認することができます。

Mellow Multi Player V2

「Mellow Multi Player V2」

http://mellow.official.jp/blog/archives/3081

「Mellow Multi Player V2」は無料で使えるフリーソフトで、ダウンロードした圧縮フォルダーを解凍するだけで使えるためPCへのインストールは不要です。

ドライブレコーダーに保存されている前後共通するファイル名の動画ファイルを左右の画面にそれぞれドラッグ&ドロップするだけなので初心者の方でも簡単に使えると思います。

残念ながら分割された動画ファイルを順番にリスト再生できるのは1画面のみとなっていますから、各ファイルごとに再生確認するか、先に動画ファイルを結合して一つのファイルにするなどの工夫が必要です。

通常、事故などのドラブル以外でライブレコーダーの映像を確認することは少ないと思いますが、サーキット走行などドライビング映像の撮影が目的の場合は、ループ録画をOFFにして一つの動画ファイルで保存するのがオススメです。

ループ録画で細かく分割されている映像ファイルを一つにまとめたい

私は「AviUtl」という動画編集ソフトを使っていますが、初心者には難しいと思いますので動画ファイルの結合に特化したツールを紹介しておきます。

UniteMovie

「UniteMovie」

http://red.sakura.ne.jp/~anonymouse/unitemovie_usage.html

「UniteMovie」も圧縮フォルダーを解凍するだけで簡単に使えるフリーソフトです。

「UniteMovie」を使うにはPCにQuickTimeがインストールされている必要がありますが、Windows用のQuickTimeはすでにサポート終了しており脆弱性の問題もあるのでご注意下さい。

もし、QuickTimeをインストールするのであれば、通常インストールではなくカスタムインストールで「QuickTime Player」とオプション機能の「QuickTime Web Plug-in」「QuickTime Picture Viewer」「QuickTime for Java」を×にして「QuickTime Essentials」だけをインストールした方が良いです。

GreenGee ドライブレコーダー前後カメラ付き1080Pを使ってみた感想・評価

映像は割とキレイだと感じますし吸盤での取付けは簡単ですね。

Amazonのレビューでは簡単に使えると書いている人が多いですが、付属の取扱説明書は分かり難く、はじめてドライブレコーダーを使う人は設定を変更しようとするとアタマを悩ませるかも知れません。

シガーソケットに差し込めば取りあえず使えるから簡単と言っているのかも知れないけど設定を理解して使いこなせている人がどの程度いるのかは疑問です。

リアカメラはあくまでも室内カメラと考えて、後続車の撮影をしたい人は前後カメラ別体のドライブレコーダーを購入しましょう。

ドライビングデータとして定期的に映像を見たい人にとっては専用ビュアーソフトが無いのはマイナスポイントです、上記で紹介しているようにPCのソフトを使って同時再生することは可能ですが、PCが得意でない人たちのことを考えると専用ビュアーソフトは欲しいところ。

普段撮影動画を見ることはなく、事故等もしものことを考えてドライブレコーダーを付けたいという人であれば自分で取り付けできて安く済むというコスパを考えると選択肢の一つにはなると思いますが(リアカメラ別体となると配線の引き回しが大変だし、業者に頼むとなると工賃が必要だから)

前後カメラでGPS機能付き専用ビュアーソフトが用意されているドライブレコーダーが15000円(Amazonタイムセールで11000円)ぐらいであることを考えると、映像を定期的に確認したいならワンランク上のドライブレコーダーを購入した方が満足度は高いかも知れません。

前後別体カメラでGPS機能付きなら専用ビュアーが用意されていることも多く、とくにドライビング映像を確認するのが目的ならば、まず専用ビュアーの使い勝手などを確認してから機種を選択するという方法もオススメです。

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