GreenGee ドライブレコーダー 前後カメラ付き 1080P
フロントガラスに吸盤で取付けてシガーソケット電源をさすだけで使え、前後カメラ付き(後ろは室内メインでリアガラス越しに後方も映るといった感じ)
この機種にあと付けでリアカメラの接続はできませんから、あおり運転対策で後方車両の撮影をしたい場合はリアカメラ別体のタイプをオススメします。
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前後カメラが一体式になっていて便利そうなドライブレコーダーを購入したのだが、付属している説明書と本体のメニュー表示が機械翻訳したようなデタラメな日本語で分かり難い…口コミやレビューを見てもよく分からないということで実際にイロイロ操作してみて分かった使い方と設定方法をまとめておくことにします。
GreenGee ドライブレコーダー 前後カメラ付き 1080P
フロントガラスに吸盤で取付けてシガーソケット電源をさすだけで使え、前後カメラ付き(後ろは室内メインでリアガラス越しに後方も映るといった感じ)
この機種にあと付けでリアカメラの接続はできませんから、あおり運転対策で後方車両の撮影をしたい場合はリアカメラ別体のタイプをオススメします。
https://www.amazon.co.jp/dp/B083W4TW42
Amazonのタイムセールを狙って5083円で購入しました。
前後カメラでマイクロSDカード32GB付きで5000円台という価格は他社類似モデルよりは安いと思います。
販売ページの記載から抜粋して紹介しますが、間違いがチラホラありそうな感じですから参考程度にした方が良さそうです。
製品に付属している説明書の仕様では
撮影できる角度の表記が違うのは気になりますね、ちなみに外箱には170°と記載されていました、実際に録画した映像を見た感じでは170°未満のような印象でした。
Amazonの販売ページの説明は書き替えられることが多々あります、以前はGPS搭載と表示がありましたが、2020年8月現在ではGPSなしのモデルとなっています。
外箱のパッケージには目立つヨゴレや傷が付いていました、Amazonのガイドライン的には中古で出品すべきかも知れませんね。
ドラレコ本体に吸盤が付いた取付け台、シガーソケットから電源を取るケーブルに、PC接続用のUSBケーブル、マイクロSD32GB、取扱説明書、ケーブルを車の内装に入れて隠す時に使うと思われる工具とケーブル固定用クリップのようなモノも付属していました。
本体と吸盤の取付土台の接続部はこのようなカタチ。
一方向からのみ差し込めるようになっています。
少し固めの勘合で簡単に外れてしまうようなことは無さそうです。
※頻繁に取り外すと摩耗で勘合が緩くなる可能性あるので注意しましょう
取付けステーは上下・左右の調整ができます。
実は、購入する際の候補として両面テープで直接ガラスに貼り付けるタイプも検討していたのですが、左右調整を重視して吸盤タイプにしました。
左右調整が必要な理由は、
海外製のドライブレコーダーは左ハンドルの車両を基準で設計されていることが多く、この機種においてもリアカメラは右側に付いています。
フロントガラスの真ん中にはバックミラー(ルームミラー)が取り付けられているため、リアカメラのレンズがルームミラーで隠れない位置に取り付けないと後方が撮影できません。
ミラーの右側に取り付けると視界に入って気になりますし、ミラーの下に取り付けるのは法令で定められているガラス高さの20%以内の範囲というのをクリアできない可能性が高いです。
リアカメラのレンズが見える範囲まで左にずらすとガラスの湾曲により中央よりも左側を多く撮影してしまいますから本体の左右調整で撮影範囲を修正したいのです。
ドライブレコーダーをガラスに固定するには取付けステーの頭を回すと吸盤がガラスに吸い付くような構造になっています。
経験上、中華系のパーツは樹脂や吸盤の劣化が早いと感じていて、この取付けステーの寿命が気になるところです。
付属のマイクロSDカード32GBは本体横に挿入します。
対応するのは、Micro SDカード32-64GB クラス10以上となっていますが、この手の商品は容量オーバーでも認識することもありますから大容量のカードで試してみたいですね。
SDカード取付け部の上にある穴は初期化するリセットボタン
ドライブレコーダーの操作ボタンは本体下部にあります。
左から順に、〔電源〕〔OK〕〔アップ〕〔メニュー〕〔ダウン〕
左の矢印を〔アップ〕と表現するあたりが日本人にはとっつきにくいかな。
販売ページの写真でも矢印は〔左〕〔右〕で書いてありますし……
ドライブレコーダーの本体右側をひねるとリアカメラで後方の撮影ができます。
室内撮影メインの車載カメラという位置づけかと思いますけど、リアガラス越しに後続車両の動きなどが確認できる程度の撮影は可能でした。
リアカメラレンズの周りにある4つの小さな丸いモノが補助光となる赤外線ライトです。
本体をフロントガラスに固定する前に正常に動くのか起動テストをしてみましょう。
付属のケーブルを使い車両のシガーソケットにつなぐか、PCのUSBに接続、5Vの充電アダプタなどに接続してやると自動的にドライブレコーダが起動します。
どのような設定項目があるのかは後でまとめて説明をするとして、とりあえず本体のディスプレイでどのように表示するのか画像を貼っておきます。
左上に再生マークと工具マークの二つのタブがあり、レコーダーに関する項目・本体設定に関する項目みたいな感じで大まかに分かれているようです。
本体のメニューボタンを1回押すと再生マークの設定が開き、もう一度メニューボタンを押すと工具マークの設定が開きます。
画面の左上に赤丸マークが表示されている場合は録画中のためメニューボタンを押しても設定は開きません、録画中の場合はOKボタンを押し録画停止してからメニューを押して下さい。
たとえば解像度の項目を選択した状態でOKボタンを押すと該当項目の選択肢が表示します。
再生アイコンの下に各種項目が並びその下に選択肢があるというイメージです。
選択肢の変更は〔アップ〕〔ダウン〕で行い〔OK〕で決定すると選択肢画面から各種項目の画面に戻ります。
選択肢の項目で〔メニュー〕を押した場合も各種項目の画面に戻ります。
各種項目の選択肢のなかでよく出てくるコチラ
なんでこういう翻訳になっているのか分かりませんけどまぎらわしいですね。
〔オフにし〕→〔OFF〕
〔オープン〕→〔ON〕
このように考えて下さい。
こちらはなんとなく分かりますよね。
〔オフにし〕→〔OFF〕
〔1分〕→〔1分〕
〔3微小な〕→〔3分〕
〔5微小な〕→〔5分〕
ちなみに画面左上の工具マークの背景色が一つ上の画像と違うのが分かりますかね?これが工具マークの設定ページを開いているときのアイコン表示となります。
英語が得意な人は言語設定で英語表示に切り替えて確認して見て下さい。
ドライブレコーダーの日付と時刻設定は必ずしておきましょう、定期的に時間のズレが無いかも確認しておきたいですね。
本体設定から〔フォーマット〕→〔確認してください〕→〔OK〕でフォーマットができます。
新品のカードもフォーマットしてから使うように記載されていましたが、何もせずに挿入しても撮影は記録されていました。
基本的に上書きループ録画となっていますが、ロック保存される動画が増えてくるとカード容量不足となりますからフォーマットの仕方は必ず確認しておきましょう。
今回紹介している GreenGee ドライブレコーダーのバージョンは
FH-5X-20200623
バージョンが異なると、このページで紹介している表示と違う可能性がありますからご注意ください。
以上がメニュー設定の項目と大まかな説明となります。
次に、はじめて使うときにつまづきそうなポイント等をQ&A方式でまとめておきます。
車のキーON/OFFに連動し、録画・シャットダウンとなる仕様のため車両からドライブレコーダーに電気が流れると同時に強制的に録画モードで起動しますからとりあえず録画は可能ですが、録画映像の確認をして各種設定をオススメします、とくに日時設定は必ず行いましょう。
起動と同時に録画させない方法が見当たりませんから、キーONのたびに録画されるのがイヤな場合はシガーソケットを抜いておくかシガーソケットから本体間にスイッチを増設するなど工夫が必要です。
録画状態ではメニューボタンを押しても設定メニュー画面は開きません、モニター左上に赤丸の録画マークが出ていたら〔OK〕ボタンを押し録画停止してから〔メニュー〕ボタンを押して設定画面を開きます。
電源ケーブルの接触不良が考えられます、シガーソケット用ケーブルで車につないだとき、USBケーブルでPC接続したとき、どちらか一方だけ不具合が出るならケーブルの不良、どちらも症状が同じならば本体故障の可能性があります。
自動的に画面を消すスクリーンセイバー機能がONになっていませんか?
設定メニューの工具マークのタブを開き「液晶の明るさ」の項目で〔オフにし〕を選択すると画面は常に表示した状態となります。
マイクロSDカードの容量がいっぱいになったら古いデータから順に上書き保存する録画方法です。
設定メニューの「ループ録画」の項目で、ループ録画しない/1分毎の動画/3分/5分と選択ができます。
ループ録画をする設定にしていない場合は、カード容量がいっぱいになったら設定メニューの「フォーマット」でデータを消去しないと録画保存ができなくなります。
ループ録画の設定をしていても上書き不可のロック画像が蓄積されてカード容量がいっぱいになった場合はフォーマットで消去が必要です。
HDR(ハイダイナミックレンジ)で広い明るさの幅を表現する機能のことで、フロントカメラに搭載されています。
HDR映像では明るい部分と暗い部分どちらの階調も犠牲にすることなく、より自然でリアルな描写が可能になります。
動体検知でカメラの撮影範囲内で動くモノを検出すると録画を開始する機能です。
ドライブレコーダーは起動しているが録画していない状態のときに機能し、動体検知すると約5秒間録画します。
通常の設定であれば車のキーONにあわせてドライブレコーダーは録画状態となっていますから個人的にはこの機能の必要性を感じません。
急減速や衝突などで一定以上の重力加速度を検知すると撮影している動画ファイルを上書き不可としロックする機能です。
Gセンサーの感度を調整する機能はありません。
録画中に〔メニュー〕ボタンを押すとモニターにカギのマークが表示されて上書き不可のファイルとして保存されます。
駐車場などで車を保管している際に、ドライブレコーダーが起動していなくても衝撃を感知して自動起動し録画する機能です。
ドライブレコーダーの内蔵バッテリー残量がある場合にのみ機能します、自動起動には約7秒の時間が掛かり30秒間録画してシャットダウンします。
衝撃の感度を調節する機能はありません。
ナンバー登録に使える文字は、アルファベットと数字のみとなっています。
モニターの表示を消すスクリーンセイバー機能です。
OFF/30秒/1分/2分と設定が可能ですが、録画状況の確認のためにも特に気にならなければOFFにして常時モニター表示をする方が良いと思います。
一定時間でドライブレコーダーの電源をOFFにする機能です。
録画中には自動遮断は行われません、起動しているが録画していない状態のときに働く機能です。
本体モニターで録画映像を確認するには、ドライブレコーダーの電源を入れて録画していない状態(録画の赤丸マークが出ている場合はOKボタンを押して停止)で〔メニュー〕ボタンを2秒以上長押しすると再生モードになります。
録画した映像を確認すると点灯している信号がチカチカと点滅して録画されていることがあります、その場合は設定メニューの「周波数」の項目でお住まいの地域の周波数(東日本50Hz/西日本60Hz)を選択すると正常に録画されるはずです。
リア(室内)カメラには4つの赤外線ライトが搭載されています。
設定メニューの「補助光」の項目を確認し〔自動〕もしくは〔オープン〕を選択して映像を確認して見て下さい。
設定メニューの「露出」の項目で数値を変更して映像を確認して見て下さい。
ドライブレコーダーは幅広い範囲を撮影できる広角レンズを使用しているため、肉眼で見た感じと録画映像では距離感が異なります。
私の体感だと録画映像では前走車との距離が肉眼の1.5倍近くの距離に感じました。
ドライブレコーダーの映像自体はキレイに映るのですが、広角レンズの距離感の違いもあり車間距離を保って通常走行している場合の映像では前走車のナンバープレートの文字は認識できませんでした。
信号停止時など車間距離が短い状態ではナンバープレートの文字がキレイに認識できます。
リアカメラは停車時に後続車のナンバーは隠れることが多く走行時・停止時ともにナンバーの文字は認識できませんでした。
YouTubeなどにアップされているGreenGeeドライブレコーダーの撮影動画をみると右ハンドルの車なのに左ハンドルのように映像が反転されているものが見受けられますが、2020年8月に購入したバーション(FH-5X-20200623)では反転されることなく正常に表示しています。
リアカメラはあくまでも室内カメラという位置づけです、リアガラスの面積が広い車種であれば純正スモークのプライバシーガラスでもある程度は後続車の撮影が可能ですが、ナンバーや運転者までは認識できないレベルです。
あおり運転対策で考えているならリア専用カメラ付きのドライブレコーダーをオススメします。
GreenGeeドライブレコーダーにはリアカメラを接続できる端子が見当たりませんからカメラの増設は不可と思われます。
メニュー設定の「液晶の明るさ」という項目でスクリーンセイバーの設定をして下さい。
最短で30秒なので、どうしても30秒はモニターが表示します、モニターを消した状態で起動することはできません。
正確な時間は分かりませんが、通常8GBのSDカードで約1時間の録画が可能といわれています、前後カメラの場合2倍の消費となりますから、付属の32GBマイクロSDカードで約2時間ぐらいの録画が可能と思われます。
仕様では、64GBまで対応となっています。
利用者のレビューでは、32GB以上は認識しなかったという声や、128GBを取り付けて使用しているという声もありましたから、カードの相性の問題もあり実際に試してみないと分からないという感じです。
常に映像のみを撮影し音声録音をしたくない場合は設定メニューの「記録」の項目で〔オフにし〕を選択して下さい。
通常は音声録音をして、一時的にミュートしたい場合は本体の〔ダウン〕ボタンを押すと音声録音を停止できます(もう一度ダウンを押すと音声録音開始)
以前は、同じような形状でGPS付きのモデルがあったようですが、2020年8月に購入したバーション(FH-5X-20200623)ではGPS機能は付いていませんでした。
日付と時刻は手動で設定する必要があります、時刻の誤差が生じた場合も手動で補正します。長期間エンジンを始動しない場合はドラレコ内蔵バッテリーの残量がゼロになり、再度日付から設定をしなければならない可能性がありますから気をつけて下さい。
GPS機能が付いている機種の場合はGPS信号により日時を自動設定するタイプもありますから、日時設定を面倒に感じる場合はGPS機能付きのドライブレコーダーの購入をオススメします。
mini-USB(B)
デジタルカメラなどでよく見られる形状のUSB端子です。
フロントガラスの上部に本体を取り付けることが多いため天井に当たり難いL型端子となっています。
フェライトコアと呼ばれる筒状のものが取り付けられています(取り外しは不可)
フェライトコアは電子回路に取り付けるノイズ対策の部品です。
すでに他の機器をシガーソケットに接続していて空きがない場合は、シガーソケット分配器を使い増設、もしくはシガープラグを使わずに車両ヒューズから直接電源を取るドライブレコーダー用ケーブルもあります。
付属の電源ケーブルも十分な長さがありますからセンターコンソールからフロントガラスへの取り付けであれば長さが足りなくなるケースは少ないと思いますが、もしも足りない場合はシガーソケットを延長するケーブルの利用を検討して見て下さい。
シガーソケットから電源を取るケーブルは12V/24V共用で5V出力となっていますから24Vの車でも利用できます。
私の車では気になることはありませんでしたが、利用者の声を聞くとノイズが入ったりキーレスが不調になったケースもあるようです、一般の方が出来る対策としてはドライブレコーダーの取り付け位置もしくは干渉する他機器のアンテナ位置を変えるか、フェライトコアを追加してみるなどが考えられます。(フェライトコアは数百円〜で販売されています)
設定メニューの「ガード付き駐車」の項目にはON/OFFしかなく、感度調整はできません。
GreenGee ドライブレコーダーには専用のビュアーソフトがありません。
パソコンで映像を確認したい場合は、Windows Media PlayerなどMOV動画ファイルを再生できるパソコンソフトを使い再生して下さい。
メニューボタンを長押しで本体のモニターで録画映像を確認できますが、いかんせんモニターが小さくて見難いです、いざという時の予行演習のためにも録画映像をパソコンで確認する方法はマスターしておきましょう。
本体からマイクロSDカードを取り外してSDカードリーダーでパソコンと接続しても構いませんが、今回はドライブレコーダー本体を付属のUSBケーブルでパソコンと接続する方法で解説していきます。
接続するとこのような表示が出ます。
マスストレージ→(ストレージ接続)
PCカメラ→(PCのWEBカメラ)
記録方式→(PCから電源供給で動作)
PCのWEBカメラとして使うには別途アプリが必要なようです。
今回は動画ファイルにアクセスしたいのでマスストレージを選択してOKボタンを押します。
パソコン側で操作をし、リムーバルディスクとして認識しているドライブレコーダーのフォルダを開きます。
DCIMフォルダ内の1フォルダがフロントカメラの録画映像、2フォルダがリア(室内)カメラの録画映像です。
1フォルダを開いてみると、ループ録画で設定した時間で分割されたMOVファイルが入っています。
同じタイミングで撮影した動画ファイルの名称は前後で共通となります。
・前(1)VID_2020829_080725
・後(2)VID_2020829_080725
このようにフォルダーが違うだけでファイル名は同じ
Windows Media Playerを起動します。
先ほど確認したドライブレコーダーのMOVファイルをまとめてドラッグ&ドロップし再生リストに追加します。
フロントカメラ用の1フォルダとリア用の2フォルダをまとめてリスト追加すると再生時に見難くなりますからフロントとリアは別リストとして再生した方が良いです。
数分単位で分割された映像を順番に開くのは手間なので連続再生するように設定します。
ツールバーが表示されていない場合は、ツールバー付近でマウスを右クリックするとツールバーを表示という項目が現れます。
ツールバーの再生タブから〔連続再生〕にチェックを入れます。
複数の動画をまとめて再生できるツールを利用することで前後カメラ映像を同時に確認することができます。
「Mellow Multi Player V2」
http://mellow.official.jp/blog/archives/3081
「Mellow Multi Player V2」は無料で使えるフリーソフトで、ダウンロードした圧縮フォルダーを解凍するだけで使えるためPCへのインストールは不要です。
ドライブレコーダーに保存されている前後共通するファイル名の動画ファイルを左右の画面にそれぞれドラッグ&ドロップするだけなので初心者の方でも簡単に使えると思います。
残念ながら分割された動画ファイルを順番にリスト再生できるのは1画面のみとなっていますから、各ファイルごとに再生確認するか、先に動画ファイルを結合して一つのファイルにするなどの工夫が必要です。
通常、事故などのドラブル以外でライブレコーダーの映像を確認することは少ないと思いますが、サーキット走行などドライビング映像の撮影が目的の場合は、ループ録画をOFFにして一つの動画ファイルで保存するのがオススメです。
私は「AviUtl」という動画編集ソフトを使っていますが、初心者には難しいと思いますので動画ファイルの結合に特化したツールを紹介しておきます。
「UniteMovie」
http://red.sakura.ne.jp/~anonymouse/unitemovie_usage.html
「UniteMovie」も圧縮フォルダーを解凍するだけで簡単に使えるフリーソフトです。
「UniteMovie」を使うにはPCにQuickTimeがインストールされている必要がありますが、Windows用のQuickTimeはすでにサポート終了しており脆弱性の問題もあるのでご注意下さい。
もし、QuickTimeをインストールするのであれば、通常インストールではなくカスタムインストールで「QuickTime Player」とオプション機能の「QuickTime Web Plug-in」「QuickTime Picture Viewer」「QuickTime for Java」を×にして「QuickTime Essentials」だけをインストールした方が良いです。
映像は割とキレイだと感じますし吸盤での取付けは簡単ですね。
Amazonのレビューでは簡単に使えると書いている人が多いですが、付属の取扱説明書は分かり難く、はじめてドライブレコーダーを使う人は設定を変更しようとするとアタマを悩ませるかも知れません。
シガーソケットに差し込めば取りあえず使えるから簡単と言っているのかも知れないけど設定を理解して使いこなせている人がどの程度いるのかは疑問です。
リアカメラはあくまでも室内カメラと考えて、後続車の撮影をしたい人は前後カメラ別体のドライブレコーダーを購入しましょう。
ドライビングデータとして定期的に映像を見たい人にとっては専用ビュアーソフトが無いのはマイナスポイントです、上記で紹介しているようにPCのソフトを使って同時再生することは可能ですが、PCが得意でない人たちのことを考えると専用ビュアーソフトは欲しいところ。
普段撮影動画を見ることはなく、事故等もしものことを考えてドライブレコーダーを付けたいという人であれば自分で取り付けできて安く済むというコスパを考えると選択肢の一つにはなると思いますが(リアカメラ別体となると配線の引き回しが大変だし、業者に頼むとなると工賃が必要だから)
前後カメラでGPS機能付き専用ビュアーソフトが用意されているドライブレコーダーが15000円(Amazonタイムセールで11000円)ぐらいであることを考えると、映像を定期的に確認したいならワンランク上のドライブレコーダーを購入した方が満足度は高いかも知れません。
前後別体カメラでGPS機能付きなら専用ビュアーが用意されていることも多く、とくにドライビング映像を確認するのが目的ならば、まず専用ビュアーの使い勝手などを確認してから機種を選択するという方法もオススメです。